「竣工時にこそ、喜びを共有しよう」【がんばれ建設】NO 1445【働き方改革】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2019年12月5日
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今日の一言
「その一言が働き方改革だ」
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建設業で働く者にとって、最大の喜びは建設物ができあがったとき
でしょう。
それまでどんなに苦労をしていても、竣工時にはそれらすべてが
吹き飛びます。
私はトンネルの貫通に立ち会ったことがあります。
最後の発破をかけ、風が吹き抜け、ぽっかりと開いた穴から
向こう側の風景が見えた瞬間のことは今でも昨日のことのように
思い出します。
ところがその瞬間に立ち会えない人が多くいます。
社内でいうと、途中に現場に応援で来てくれた社員です。
またその工事に関与した営業や設計の人たちです。
その人たちに竣工の様子を伝えることが、竣工時に現場にいた人の
務めです。
さらに基礎工事を担当してくれた協力会社など、多くの専門工事会社
の方々は、竣工には立ち会えません。
その方々にも、手紙やはがきで竣工時のことを伝えたいものです。
写真をとってメールで知らせることもいいでしょう。
このようなことを行うことこそが、私は働き方改革だと思っています。
竣工の連絡をもらった人は本当にうれしいでしょうし、 今後もこの建設業界でがんばっていこうと思うものです。
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【編集後記】
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ベトナム人高度人材の採用が大詰めとなってきました。
前向きにがんばるベトナム国立大学生が日本で大活躍して
いただけることを願います。