社長ブログ

工事現場で新たなアイデアを生む方法【がんばれ建設】NO 1462【建設技術】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年1月8日

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今日の一言
「異質な人から学ぶ」
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現在多くの工事現場では繁忙期に入っていることでしょう。
現場に集中してミスをしないように配慮し続ける必要があります。

一方、現場にこもりきりになると、どうしても考え方が偏ってしまう
おそれがあります。
すべてのことを、一人でやるということは不可能です。
今後ますます他人と協力してやっていかなければ成し遂げられないこと
の範囲がどんどん広がってきています。

様々なアイデアを取り入れ、他人と組んでいい仕事をしたいと思うなら
なるべく自分にないものをもった人と組むことが大切でしょう。

まずは専門分野が異なる人がよいです。
土木の人なら、建築、事務、営業。
さらには製造業やサービス業など他業種の人からアイデアが得られる
ことが多いです。

また性格的な面でも異なる人がよいです。
活発な人は、おとなしい人から
怒りっぽい人は穏やかな人から多くを学べるでしょう。

他人と一緒にやるからには、もちろん仲よくしなければいけませんが、
自分にはない能力をもった人と組むことで、総合力を高めることが
できます。
そのことで、一足す一が三になったり五になったりします。
ときには、相反する意見から、まったく新しい発見をすることもあり
ます。

「多様性」がキーワードです。
最近は多様性をダイバーシティと呼んでいます。
性別、年齢、国籍の違った人材の多様な組み合わせです。

そのためには、自分と異なる人を受け入れる心の器が必要です。

女性の考え方から学ぶことは多いでしょうし、若手の柔軟性からも
刺激を受けることができます。
また近年外国人が工事現場で働くことが増えてきていますが、
彼らから得るものも多くあります。

最近、ベトナムの大学で土木や建築を学ぶ学生と接することが増えてい
ますが、皆さんとても真剣に学び、目が輝いています。
2月にベトナムに行く予定があるので、大いに刺激を受けてこようと
思っています。

自分の考えに固執せず、他人の考えもよく聞き、心を常に開きたい
ものです。

異質な人と組み、異質な経験を重ねていく一年とします。

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【編集後記】
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昨日はセミナー問い合わせ、申し込みや、書籍、DVDのご購入が相次ぎ
事務所がてんてこ舞いでした。
新年に新たな気持ちで学ぶ意欲が高まっている方が多いようです。
事務所員一丸となって、迅速に対応します。