社長ブログ

効果的な新入社員研修3つのポイント【がんばれ建設】NO 1466【人材育成】

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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年1月15日

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今日の一言
「教えられるより教える」
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4月から新入社員を向ける建設会社が多いことでしょう。
その際、新入社員研修をどのようにして行えばよいかを
まさに今、検討されていることと思います。

ここでは効果的な新入社員研修の進め方3つのコツをお伝えします。

●感謝力を上げる

若者が成長するきっかけは、感謝される体験です。
何らかの役割を果たした結果、「ありがとう」と言われると、その行動を
再び行うようになり、大きく成長するきっかけとなります。

さらには、会社や仲間や協力会社の方々への感謝の気持ちが増し、
「ありがとうございます」と伝えることばが増えることで、
現場での仕事がしやすくなります。

そこで新入社員研修にて感謝の気持ちを書いた「サンキューカード」
のやりとりをすることをお勧めします。
例えば、毎日10枚程度の「サンキューカード」を社員や協力会社や
家族に書くことを義務づけるのです。
相手への感謝の気持ちを表すことと、感謝の気持ちを受け取ることで
感謝力が増し、仕事へのモチベーションが高まることでしょう。

なお当然ながら、他の社員から新入社員への「サンキューカード」を書く
ことは欠かせません。

●教えられるだけでなく教える

教えられるだけでは「受け身」になってしまいます。
「受け身」が続くとやらされ感が増し、「主体性」が不足してしまい
ます。
そこで「教える体験」をさせることが効果的です。

例えば、外部研修を受けると、そこで学んだことを会社で発表してもらう
のです。
もしくは「5Sとは」「報連相のやり方」「年長者とのコミュニケーション」
などのテーマで自ら研究して発表してもらうのもよいです。

教えられるより教える方がかなりのエネルギーがいるので、理解が
深まりますし、なにより先輩や上司から「やくやったね」
「とてもよくわかった」などと褒められるとやる気が向上するものです。

●フィードバックと振り返り

プロ野球のピッチングコーチは、ピッチャーの投球に対して1球1球
フィードバックするそうです。
「今のはいいぞ」「玉離れが早い」「もっと肘を上げろ」などのようです。
そのことで自分の課題に気づきます。

新入社員研修でも一方的に教えるだけでなく、フィードバックと
振り返りの時間を持つことが重要です。

研修講師や、直接の上司、もしくは年齢が近い先輩から気づいたことを
フィードバックし、それを今後にどう生かすかを新入社員が
振り返るのです。

効果的な新入社員研修3つのポイントをお知らせしました。
ぜひ4月からの社内研修にて生かしてください。

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【編集後記】
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本日は「原価低減」と「技術提案」のDVDを撮影します。
すでにあるDVDをリニューアルしてより効果的な内容にします。
4月ころ発売予定です。