社長ブログ

現場でチャレンジするならサードアを開け【がんばれ建設1470】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年1月21日 

 NO.1470

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今日の一言
「いつもと違う道を歩む」
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サードドアということばがあります。

ファーストドア、これは正面の入り口です。

多くの人はこの入り口を使うでしょう。

セカンドドア、VIP専用入り口です。

億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが利用できます。

サードドア。

これは、正面玄関でも、VIP入り口でもなく、裏道を

にある、そして何百回もノックしなければ開かない。

窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けた先にあるドアです。

ビル・ゲイツが初めてソフトウエアを販売できたのも、

スティーヴン・スピルバーグがハリウッドで市場最

年少の監督になれたのも、サードドアをこじ開けたからです。

ビル・ゲイツは寮の部屋で不安を殺しながら、自分

たちのソフトウェアを売り込むために受話器を取りました。

みんなが並んでいるからと何となく行列に加わり、

ファーストドアの前で待つのも自由ですし

行列から飛び出して裏道を走り、サードドアをこじ

開けるのも自由です。

誰もがその選択肢を持っています。

工事で、いつもと同じ方法で施工するのがファースト

ドア、新工法、新技術にチャレンジして施工するのが

サードドアです。

先日お目にかかったある建設会社の社長は、公共土木

工事を実施する会社を経営していますが、一方で

地盤改良技術を大学と共同開発して、今はその

エコジオ工法をフランチャイズ展開されています。

まさにサードドアをこじ開けた一人でしょう。

ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、レディー・

ガガのように各界のトップを走る著名人たちは、どの

ように“キャリアの一歩”を踏み出したのでしょうか。

これらの人たちを紹介する本に書かれているのは、

華やかに整えられたサクセスストーリーばかりですが

本当は、もっと泥臭い努力をしているはずです。

誰も書かないなら、本人に直撃インタビューしてしま

え、と考えた当時大学生のアレックス・バナヤンが、

担当秘書たちに阻まれながら、インタビューを試みました。

その体験を綴った「サードドア: 精神的資産のふやし

方」(東洋経済刊)は、昨年米国で発売されベスト

セラーとなり、現在18ヶ国で出版されています。

この著者の生き方こそサードドアをこじ開けた生き方です。

かくいう私も建設会社から転じて建設業向けコンサル

タントになりましたが、かなりの数のハードルを

乗り越えたという意味ではサードドアを開けた一人

かと思っています。

「サードドア: 精神的資産のふやし方」は

チャレンジをしてみようという方には、お勧めの1冊です。

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【編集後記】
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 ワイヤレスイヤホンを使ってみました。
最初は落としそうで不安でしたが、音楽を聴きやすいし
電話もしやすいです。
まだ使い出して3日間ですが、手放せなくなりました。