休日を増やすと、休むことが好きな学生が入社する【がんばれ建設1479】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年2月3日
NO.1479
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今日の一言
「苦労してでも、真のやりがいを感じたい」
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ある女性が結婚したいという男性と知り合いました。
しかしその男性は、定職がなく、アルバイトで暮らしていました。
その女性は悩みました。
多くの友人に相談しましたが、皆結婚に反対します。
悩んだ彼女は実家に帰ると、彼との結婚について、お母さんに相談をしました。
「実は1年前から付き合っている人がいて、プロポーズされたの。
彼のことは大好きだけれども、仕事が見つからなくて、
アルバイトで暮らしているの。でも、やる気が無いわけではなくて…」
だまって娘の話を聞いていたお母さんは彼女に向かって言いました。
「あなたが幸せになるために結婚するのなら、考え直しなさい…。
でも、この人となら一緒に苦労しても良いと思えるのなら、
絶対に彼と一緒になりなさい」
その後、彼女は楽しそうに結婚の準備を始めたそうです。
近年学生から就職について相談を受けることがよくあります。
「建設業は厳しいとよく聞くのですが本当に厳しいのですか」
「建設会社より公務員の方が、楽そうなので公務員に行こうと思います」
そのとき私は言います。
「君が楽をして給料をもらいたいと思うのなら建設業界で働くのは止めなさい。
でも苦労してでも、真のやりがいを感じたいと思うのなら、
建設業界を選びなさい」
と。
新卒学生をなかなか採用できないので、休みを増やし、
残業を減らすようにしましたという建設会社があります。
すると、休むことが好きな学生ばかりが応募してくるようになったそうです。
建設業は、自然を相手にする仕事なので
計画通りに進まないことが多々あります。
また、一品生産で同じものを作ることがないので
マニュアル化することは容易ではありません。
そのため、計画通り進まないことが多く、
それを解決するために「苦労」をするわけです。
自然相手に働くこと、一品生産で世界で唯一のものを作ることに
喜びを感じてくれる人にこそ、建設業界に入ってきてほしいものです。
「苦労してでも、真のやりがいを感じたいと思うのなら、
建設業界を選びなさい」
と言い続けましょう。
苦労を苦労と思わない人は遠くまで行くことができます。
苦労を楽しめる人と一緒に働きたいものです。
『人生の目的に気づく24の物語』中山和義著
フォレスト出版 を一部参考にしました。
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【編集後記】
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土日には経営計画を2日間、缶詰めで作っていました。
おかげで5年後のビジョンが明確になりました。
やはり、外部の音を遮断して集中することは重要ですね。