新入社員が勝手に育つ会社の特徴とは【がんばれ建設1481】
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年2月5日
NO.1481
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今日の一言
「才能ではなく継続だ」
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4月から新入社員が入社するという会社が多いでしょう。
私も春には多くの新入社員研修を実施します。
その際、必ず伝えることが「習慣」の重要性です。
●毎日本を読む
●毎日資格試験の勉強をする
●毎日机の上を片付ける
●毎日トイレ掃除をする
これらは「習慣」になれば、苦もなくできます。
自動的に行えるのです。
しかしこれらが「習慣」でなければ苦行です。
ではどうすればよい「習慣」を見につけることができるのでしょうか。
ポイントは2つです。
●毎日行うこと
●周囲からのフィードバック
毎日行うとは、週に1回1時間読書するより、
毎日10分読書することです。
周囲からのフィードバックとは、
先輩や上司がその行動を褒めることです。
私の最近あったことを紹介します。
私は歯を磨く時間がもったいないと思っていた時があり、
1回当たりの歯磨き時間は1分程度でした。
あるとき歯が痛くなり、歯医者に行くと、
先生から歯磨きを指示をされました。
●7分間磨くこと
●歯ブラシとともに、デンタルフロス、歯間ブラシを使うこと
私にはかなり負担でしたが、歯医者さんからかなり厳しく言われたので、
苦痛に感じながらも、歯磨きを7分間行いました。
その後3ヶ月ごと歯医者に定期検診に行くと、その都度、
「いいですね。よく磨けています」
と褒めた後、
「右のこの部分が磨けていません」
「前歯の裏に歯垢が残っています」
などと指摘をされるのです。
それを続けて2年間。
ついに、
「よく磨けていますね。完璧です」
と言われました。
では、7分間の歯磨きは苦痛かと言えば、
今では習慣になっているので、やらないと気持ち悪い感じです。
このように新入社員が、本を読んだり、勉強したり、
掃除をしたりすることが習慣になると、成長スピードは速くなるでしょう。
最後に、詩を紹介します。
私はだれ・・・
私はいつもあなたのそばにいる
いちばん頼りになる助け手でもあれば、
大変な厄介者でもある
後押しもすれば，足を引っ張って、しくじらせもする
私はあなたの命令次第 半分だけやって任せてくれれば、
私は残りは手早く正確に片付けてしまう
私の扱いは簡単 念押しは不要
何をしたいか見せてくれれば、少しの練習であとは自動的だ
私はすべての偉大な人物の僕して何たることか、
すべてのしくじりの主人
偉大な人が偉大になったのは私のため
しくじった人がしくじったのも私のため
私は機械ではないが、機械のような正確さと人の知性によって動く
私を動かして利益を得ることもできれば、
破壊を招くこともできる
私にはそれは関係ない
私を利用して訓練し、しっかり働かせなさい
そうすればこの世を足元に従えることができます。
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【編集後記】
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本メールマガジンをまとめた書籍
「技術者の品格 其の四」をまもなく発売します。
まとめて読みたいというご要望に応じて編集しました。
お楽しみに。