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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年2月13日
_NO.1485
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今日の一言
「エボラ出血熱に学ぶ」
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毎日のニュースで新型肺炎が報道されています。
死者も出ていますので、十分に注意しなければなりません。
特に工事中の工事関係者が、新型肺炎さらには
インフルエンザに罹患すると大きな問題になるので、
より気をつけないといけないでしょう。
さて、振り返ると2014年「エボラ出血熱」が発生しました。
記憶されている方も多いでしょう。
2014年10月にはその影響で日経平均株価が急落しました。
ウイルスが拡大する不安が広がり、世界的に株価が暴落したのです。
ところが、翌11月には株価は持ち直して急上昇しています。
その後、感染防止策の徹底や治療法が確立されて、
影響は最小限ですみました。
新型ウイルスが発生すると先が読めないため、恐怖心が煽られ、
景気に大きなダメージが発生するものです。
しかし多くの場合、比較的早期に解決します。
エボラ出血熱のことは、以下のコラムに詳しく書かれています。
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/25178?page=1
さて、本メルマガの読者でも、中国からの 資機材が入らず 、
お困りの方もいらっしゃると思います。
先日訪問した会社では、中国で加工する予定の機材生産がストップし、
そこに組み付ける資材の受注が止まった、と話しておられました。
必要な資機材が入らないと、工期を守れなくなるおそれがあります。
それら目の前の困りごとに対処することは、もちろん必要です。
しかし、先に書いたように、エボラ出血熱の事例を考えると、
今回のこともおそらく早期に騒動は終焉するでしょう。
そのあとに、一気に景気が戻ってくる可能性があります。
そこで、経営者、経営幹部、そして現場を預かっている人は今から、
その後の準備を進める必要があるでしょう。
マスクや消毒液など目先のことに一喜一憂するばかりではなく、
一歩先を向いて手を打つことを考えたいものです。
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【編集後記】
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現在ベトナム人高度人材が日本で活躍して
もらえるよう事業を進めています。
世界の優秀な人材が日本で活躍できる
土壌を作りたいものです。