若手社員に「読む習慣」を身につけさせる方法【がんばれ建設1495】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年2月28日
NO.1495
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今日の一言
「新入社員、若手には自習教材を」
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1級施工管理技士の「実地試験」になかなか合格しない
という話をよく聞きます。
「実地試験」に合格しない理由は、文章力がないことです。
思ったことをわかりやすい文章にする力がないと、
時間内に答案にすることができません。
また、手順書や施工計画書など、現場で作成する書類も、
何度も手直しが必要となる理由は、文章力がないことです。
文章力を身につけるためには、多くの本を読む必要があります。
多くの文章を読むと、自分の書いた文章がおかしいことに気づき
添削ができます。
また、これまで読んだ本の中から、最適の表現を頭の中で抽出して、
書き出すこともできます。
では、どうすれば本を読む習慣を身につけることができるでしょうか。
それには、3つのポイントがあります。
1)毎日少しずつ
例えば、毎日1ページ読むというものです。
1ヶ月に1冊読め、とか1年に10冊読めと
言われるとストレスになります。
毎日歯を磨くように、毎日1ページを読むのです。
ただし、休日でも体調が悪い日でも1ページです。
歯を磨くのは休日でも体調悪くても行うでしょうから、
それと同じように毎日欠かさず1ページ読むことが重要です。
2)ハードルを下げる
簡単で読みやすい本から始めることです。
いきなり難しく、分厚い本に取り組むと
なかなか読めず達成感がありません。
まずは、2時間程度で読む終えることができるような本がよいでしょう。
3)ご褒美がある
読み終わるとご褒美があるとよいでしょう。
例えば、感想文を書けば、会社から図書券を配布されるとか、
朝礼で発表すると、みんなから拍手をもらえるというのでも
良いと思います。
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【編集後記】
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ハタ コンサルタント株式会社では、
今日2名がテレワークです。
ZOOMで打ち合わせをしながら、
業務を実施しています。