社長ブログ

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がんばれ建設　
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社　降　籏　達　生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年3月4日　

 NO.1498

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今日の一言
「怒りをしずめる3ステップ」
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現場が終盤になり、工期が厳しくなると

みんなイライラして、つい口げんかをして

しまうこともあるでしょう。

そんなときでも早期に解決して、

前に進む必要があります。

ではどうすれば口げんかを解決できるのでしょうか。

●自分がイライラしている場合

怒りのピークは6秒だと言われています。

6秒待つことで怒りの感情を静め、心を落ち着かせることができます。

とにかく6秒間はじっとがまんして口を開かないようにしましょう。

メールやチャットもしばらくは厳禁です。

つい厳しい言葉になってしまうからです。

●相手がイライラしている場合

3つのステップで対応します。

バレーボールの「レシーブ・トス・アタック」です。

■ステップ1「レシーブ」

相手の話を聞き切ります。

口を挟んだり、反論したり、正しい・間違っているなどの

評価をするのはNG。 ただひたすら相手の状況を聞き切ります。

相手が何を言おうと

「そうなんですね。ほかにはありますか？」

「そういうことがあったんですね。

　あとは何かありますか？」

と相手から引き出し続けます。

人は思いを吐き出すとスッとするので、相手が

「言いたいことはすべて言いました」

となるまで聞き切ることが大事です。

■ステップ2「トス」

相手に共感を示します。

「それは嫌な思いをさせてしまいましたね」

「わかります」

「それは私でも腹が立ちますよ」

など、相手が

「自分のことをわかってくれた」

と受け止めるような発言をします。

なお、ここでは、謝罪の言葉は言わない方がよいでしょう。

下手に謝ると相手の怒りを増長させることもあるからです。

ステップ1と2に共通する注意点は、相手が

「わかってもらえた」

と思うような「温かい」 声のトーンで話しましょう。

冷たい言い方、開き直った言い方では、

相手の怒りをよんでしまいます。

■ステップ3「アタック」

相手に「共同での提案」をします。

相手から聞き切った状況をまとめて、

今後どうするか落としどころを提案するのです。

「◯つの問題があることがわかりましたね。

　ではそれぞれ、このように解決していきましょう。

　具体的には……」

などと話すことで、アタックは一発で決まります。

ほとんどの場合、どんな提案でも通るでしょう。

最後に、

「いろいろと教えていただいてありがとうございます」

と伝えれば、

「これからよろしくお願いします」

と話がまとまります。

怒りをすぐに打ち返そうとするのではなく、

3つのステップで解決しましょう。

PRESIDENT 2020年2月14日号

浮世 満理子著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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工事の中止が国土交通省直轄工事だけでなく

都道府県や市町村の工事でも広がっているようです。

事務所にいる人が事務所で学ぶためのための

DVDレンタル事業を始めます。

現在準備中ですので、少々お待ちください。