「建設業で本当にあった心温まる物語」で若手の定着率アップ【がんばれ建設1511】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年3月24日
NO.1511
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今日の一言
「75年前の金づち」
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建設業の人手不足がまだ解決していません。
そもそも若い方や一般の人たちが、建設業に
興味や関心をもっていない現状があります。
そこで私は8年前より「建設業で本当にあった心温まる物語」 と題して、
建設工事現場で働く人たちに「心温まる」お話を書いてもらったり、
聞き取りをして私が作文をしたりしています。
例えば次のようなお話です。
~75年前の金づちが仕事のやり甲斐を教えてくれた~
私が大学を卒業し、ゼネコンに就職したのは32年前のことです。
新入社員の時から、ダムやシールド等の規模の
大きな現場で現場管理の「イロハ」を学びましたが、
3年目になり水力発電所の改修工事を担当することになりました。
はじめて工事主任という肩書をいただいたこともあり、
現場宿舎に泊まり込んで夢中になって工事を進めていました。
その水力発電所は昭和初期に造られたもので、
戦前から戦争まで日本のエネルギーを支えてきたものの1つです。
改修工事を進めながら、古くなったタービンや
まわりのコンクリートを壊していくと、中から金づちが出てきました。
約75年前に職人が手にした金づちが、この発電所が役割を全うしてきた
ことへの畏敬の念を感じさせてくれました。
また自分が造ろうとしている新しい発電所が未来の人々の
役に立てると考えると、仕事へのやり甲斐も
一層増していったと記憶しています。
それから約30年が経ち、この水力発電所の近くを車で通りました。
一緒に乗っていた家族に、
「昔、お父さんはあの発電所を造ったんだよ」
と自慢しました。
自分の仕事が形で残るというのは本当にいいものだと感じています。
株式会社小金建設(栃木県) 松勝則著
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【編集後記】
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先日ZOOM研修で同席した方がアメリカ在住の方でした。
海の向こうの方とリアルタイムに研修ができる
とは便利な時代になったものですね。