社長ブログ

なぜ若手社員が入社早々転職してしまうのか【がんばれ建設1515】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年3月30日 

 NO.1515

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今日の一言
「入社後の仕事内容や働き方を具体的に伝える」
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4月1日から新入社員を迎える会社が多いことでしょう。

しかし、入社して大卒は3年、高卒は5年で退社しているのが

実情です。

ではなぜ若手は辞めてしまうのでしょうか。

日経コンストラクションが20年1月、主に建設業界に

勤める若手を対象にアンケート調査を実施したところ、

「仕事内容や職場環境、待遇などが事前に想定していたものとは違っていた」

という様々な声が寄せられました。

働き方についての考え方が古い

1日中机に座ってパソコン作業をする毎日になるとは思っていなかった

24時間通しで働いたり、夜間の呼び出しがあったりする

年齢の近い人が所属部署にほとんどいない

仕事内容がマニュアル化されておらず、経験による決定事項が多い

残業が想像以上に多い

研修が仕事にあまり役立たない

給料が低いうえ、拘束時間が長い

やりたい職種に配属されなかった

受注者の立場が低い

サービス残業が多い

就職前には聞かされていなかった業務を多くこなさなければならない

クリエーティブな仕事が少なく、お役所的な仕事が多い

発注者としての監督業務が、ただ見るだけで形骸化している

飲み会での振る舞いや、普段の業務の在り方が古い

仕事を教えてくれる人が少なく、資格手当もない

一方、永く働いている若手社員は、なぜその会社に

定着することができたのでしょうか。

それは、会社説明会や面接時に、入社後の仕事内容や

働き方を若手にできる限り具体的に伝えることが有効です。

「職場の良い面ばかりでなく、悪い面もきちんと説明してくれたところに

 好感を持てた」

という若手の意見もあります。

事前に、現場の拘束時間が長いことや、仕事の失敗談なども

いとわず教えてくれたという意見です。

そのため、

「残業の多さや体力的な負担を覚悟して入社したが、

 思っていたよりも働きやすかった」

と感じたそうです。

アンケート結果では、就職先を決めた理由として

「社員の人柄や社風の良さ」が

「給料が高い」や「倒産しにくい」などを上回っています。

仕事によって得られる報酬よりも、仕事の内容や

周囲の人間関係に重きを置く若手が多いようです。

期待を裏切らないよう、事前にしっかりと説明し、

理解してもらうことが、定着率アップの

決め手と言えそうです。

また現場で新入社員に直接接する先輩や上司は、

入社前に総務や人事の方が、新入社員に伝えていたことを

よく確認しておくことが必要でしょう。

そして事前に伝えていたことと、

実際が大きく違わないように配慮すべきです。

日経コンストラクション3月9日の記事を一部

参考にしました。

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【編集後記】
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YouTubeにて建設業に役立つ内容をアップ

しています。

このたび最新動画をアップしました。

12分程度の内容です。

ぜひご覧ください。

「現場代理人に必要な3つの資質」