建設技術者が、がんばれるのは、奥様のおかげ【がんばれ建設1529】
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年4月17日
NO1529
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今日の一言
「人はけっして1人では生きていけない」
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コロナ騒動のおかげで、家族と過ごす時間が
増えているとよく聞きます。
弊社の社員さんの一人は、夫婦そろって在宅勤務をしており、
一日中ずっと一緒にいると、言っています。
故野村克也氏は、その著『運「ツキ」と「流れ」を呼び込む技術』にて
奥様のことを書いています。
『私はこう見えても気が小さくて人がいい。そのうえ本当は怠け者だ。
そういう男は、こういう強い女に叱咤激励されなければ
何ひとつ満足に成し遂げられないということを見抜かれていたのだ。
だれが見抜いていたのか。それは神様と女房だ。どっちも「カミさん」だ。
そう考えれば考えるほど、私は運がいい。
私は結局、仕事運にも女運にも恵まれていたのだ。感謝、感謝である。
その感謝とは、神様と女房だけでなく、野球への感謝でもある。
野球を通じて出会ったすべての人たちに対する感謝である。
人はけっして1人では生きていけない。
私はミーティングで選手たちにそう言い続けながら、
その深い意味を自分に問い続けてきた。
人は人によって生かされていると気づいたとき、
人のために何かができる人間になる。
人のために何かができる人間になったとき、
人は人の気持ちがわかるようになる。
人の気持ちがわかるようになったとき、私たちは人との縁や運を知る。』
新型コロナウイルスの影響で、改めて野村監督のおっしゃるように、
「人はけっして1人では生きていけない。」と感じます。
私は2012年から、「建設業で本当にあった心温まる物語」を
建設業で働く人に書いていただき、それを書籍にして、
小中学校に配布しています。
一人でも多くの子供たちが「建設業で本当にあった心温まる物語」を読んで、
建設業に興味を持って欲しいと願っています。
最新刊の
「続 建設業で本当にあった59話の心温まる物語」
に次のようなお話が掲載されています。
建設技術者を支える大切な奥様のお話です。
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ケイセイマサキ建設株式会社（北海道）
若原 一彦著
～嫁は私の応援団長～
私の応援団長はいつも「今日も一日気合入れていけ！」
と、毎朝鼓舞してくれます。
そんな元気いっぱいな私の嫁さんです。
嫁さんとは今年で結婚28年目。
子供は授かりませんでしたが、良き理解者でもあり、 私の応援団長です。
結婚したてのころは、よく一緒に現場に行きました。
サイズの合わないブカブカの長靴を履いてヨタヨタしながら山道を歩き
「もういいわ！疲れた！」
と言いながらも出来形写真撮影の手元をしてもらったものです。
しかし現在は、私の仕事の都合で離れ離れの生活です。
肝心な時にいつもそばに居てやれず、落ち込むことが多々あります。
そんな時、いつもタイミングよく嫁さんからの電話が鳴るのです。
「明日もケガしないで、一日気合入れてけよっ！」
と。
その言葉でもう一度気を引き締め直しがんばれます。
嫁さんの両親も私と同じ建設関係の仕事をしていたこともあり、
実家に行くと本当の息子のように接してくれます。
当時の土木屋さんは朝早く、夜遅く、日曜日は仕事が当たり前、
休みは雨降りと冬の時期だけです。
家族のさみしい思いを味わってきている嫁さんだからこそ、
人の気持ちが人一倍理解できるのだと思います。
そんな嫁さんの口癖「今日も一日気合入れていけ！」を自身の胸に刻み、
日々の仕事に責任を持ち、みんなを無事故で守ることこそ私の使命です。
そう分からせてくれたのが、私の応援団長であり、私の嫁さんなのです。
本当にありがとう。
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野村監督の奥様に負けず劣らぬ素敵な奥様です。
現場で働く男たちはこのような奥様に支えられて
いると思うと、本当に心が温まります。
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【編集後記】
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