社長ブログ

会社を変えるのはいつも新人だ【がんばれ建設1531】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年4月21日
NO1531

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今日の一言
「若者に失望したら国は衰える」
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コペルニクスは地動説という、まさに世界がひっくり返るくらい

大胆な新説を唱えました。

そして、コペルニクスの地動説はたんなる新説ではなく、

動かしがたい事実でした。

実際、いまのわれわれは地動説の正しさをよく知っています。

それではいったい、当時の人々はどうやって

地動説を受け入れていったのでしょうか。

そのきっかけは「世代交代」です。

つまり、天動説を信じる古い世代の大人たちは

どれだけたしかな新事実を突きつけても、一生変わりません。

なにがあっても自説を曲げようとしません。

地動説が世のなかの「常識」になるのは、古い世代の大人たちが

年老いてこの世を去り、あたらしい世代が時代の中心に立ったときなのです。

「世代交代」だけが、世のなかを変えるのです。

行徳哲男氏の若者についての言葉があります。

◆若者よ。

いつの時代でも変革は若者から始まった。

疑問、覚醒、憤怒は若き者の特権だ。

安寧、規制、常識は老いた者の繰り言にすぎない。

◆大化の改新、蒙古の襲撃、明治維新、どれも

皆、若者たちによる革命だった。

歴史とは、新が旧に、小が大に、青が老にとって代わることだ。

◆若者に失望したら国は衰える。

世の大人には、若者のアラを探し「今どきの若い者は」と

揶揄したがる癖がある。彼らと我々がどう違うかばかり考えている。

どこがどう違うかではなくて、どこがどう同じなのか

探す努力をするべきである。

若者と我々がどう同じかを探したときに若者への失望はたちどころに消える。

4月に新入社員が入ってきた会社が多いことでしょう。

「新人だから何もできない」

ではなく

「新人だからこそできることがある」

のです。

・テレワークする環境を作ってもらう

・会社の会議をオンラインにするための環境整備

・ムダな書類を見つけてもらう

・お酒なしでコミュニケーションを取る

・チャットで軽やかにやりとりをする

など古い世代の人にはできないことが、新人であれば、

いとも簡単にやってしまえるでしょう。

トーマス・クーンは、「古い世代の人たちに世界を変える力はない」と

いいます。だが、変える力はなくても、応援する力はあります。

がんばる新人、未来にチャレンジする若者を、

気持ちよく応援する大人でありたいものです。

『ミライの授業』瀧本哲史著(講談社)を一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨日より

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