社長ブログ

コロナ禍に打ち勝つリーダーは自責、自力、攻めの姿勢がある【がんばれ建設1532】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年4月23日
NO1532

**************************************************
今日の一言
「自主独立の気概」
*************************************************

新型コロナウイルスの感染拡大で、建設業界にも

非常に大きな影響が出ることでしょう。

まず最初に影響があるのは、B TO Cの消費者向けの住宅、

リフォーム業です。

その後、B TO Bである工場や不動産会社の工事が

減少するかもしれません。

公共工事は一般に不況時には増えるのですが、

補助金などの支出が増えている今年の補正予算では

公共工事予算増額は期待できないでしょう。

この危機を乗り越えるために、経営者・リーダーには

「自主独立の気概」が求められます。 

たいへんな状況の中、政府による大規模な緊急経済対策に

注目と期待が集まっています。

一方で、第三者からの援助を当てにするだけではなく、

自分にできる範囲で精いっぱいの努力をして、

うまくいかなければ責任を取るという覚悟が必要です。

つまり、自主独立の気概を経営者やリーダーがもっていなければ、

危機を乗り切ることは難しいでしょう。

これは経営者やリーダーのみならず、現場代理人や監理技術者、

主任技術者でも同じ事です。

ところが、自主独立の気概が重要なことはわっても

なかなか実践できないものです。

これを阻むのは3つの姿勢です。

1.他責の姿勢

うまくいかない(成果が上がらない、問題が解決しない、

現場がうまく進行しない、等)原因を他に求め、

自分には非がないと考えてしまう姿勢

2.他力本位の姿勢

うまくいかなくても、いざとなれば誰か(会社、上司、協力会社等)が

何とかしてくれるだろうと考え、自分の力で打開する意識が希薄な姿勢

3.待ちの姿勢

自分の意志で仕事を創り出す意識が弱く、会社や上司から与えられた課題に

取り組むのが仕事だととらえる姿勢

自分に与えられた現場だけをやっておれば良いという考え方も

これにあたります。

会社経営でも、工事運営でもこの3つの姿勢(他責、他力本位、待ち)が

でれば、決して上手くいきません。

まして、現在のようなコロナ禍などのような非常事態になったときに、

この3つの姿勢が出がちです。

こんなときこそ、一人ひとりが「仕事や人生の主役は自分である」という意識を

もつことで、企業経営も現場運営も力強さを増すのです。

つまり自責、自力、攻めの姿勢が重要です。

現在、世界中が危機と混乱の真っ只中に置かれていますが、

いずれ事態は収束するはずです。

そのときに、自社や現場がどのような状況になっているかは、

今の過ごし方によるでしょう。

自責、自力、攻めの姿勢でこの難局を乗り越えたいものです。

PHP 的場正晃氏の「コロナショックの渦中でリーダーに

求められる「自主独立の気概」とは?」を一部参考にしました。

*************************************************
【編集後記】
*************************************************

今週はオンラインセミナーが、6本あります。

うまく伝わるかが不安でしたが、以下のような感想をいただき、

うれしく思いました。

「オンラインでの開催はまったく問題ないと思います。

むしろ出かけることなく必要な情報が入手できて有意義でした。

内容もわかりやすかったと思います。 ありがとうございました。」

自信をもって、今後のオンラインセミナーに取り組みます。