社長ブログ

iPad+ApplePencil+GoodNotes5で図面修正すると効率30%アップ【がんばれ建設1550】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年5月26日
NO1550

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今日の一言
「業務効率化ツール」
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建設現場で働く技術者にとって、図面を書いたり、

修正したり、スケッチすることは重要な仕事です。

図面やスケッチをもとに、議論するのは、日常の風景です。

それらに、さらに図形や印、文字、追加のスケッチなどを書き込んで、

指示や変更点を伝えることはよくあります。

 CAD図面などは、いったんPDF形式に変換して、

検討作業を進めるのが一般的でしょう。

その際に便利なのは、タブレットとタッチペンの利用です。

中でも、アップル社のiPadと、その専用ペン

「Apple Pencil(ペンシル)」で、その愛用者は非常に多いです。

iPadでも使えるCADソフトやビューワーで図面を表示し、

画面をキャプチャーします。

その画像に修正や指示を書き込んでPDF形式で保存し、

図面を見たい人に添付ファイルなどで送るとよいです。

 ちょっとした修正であれば、手書きが早いです。

時間があるなら、iPadからでも使えるCADソフトで、

図面そのものを直してしまうことも可能ですが、

現場とのやり取りは素早さを優先したいところです。

さらにノートアプリの「GoodNotes5(グッドノーツ5)」はすぐれものです。

PDFの他、画像やドキュメントファイルなども読み込めて、

ノートをめくるように扱えます。

Apple PencilとGoodNotesの組み合わせで、施工現場との図面のやり取りを

電子化し、ペーパーレスにできます。

ちなみに、iPadには複数の機種があります。

Apple Pencilも2種類あります。

iPadとApple Pencilの対応関係は機種によって異なるので、

購入する際は注意が必要です。

私は、Apple Pencilに対応している「iPad」を使用していますが、

3万円台で購入できます。

図面を朱書き修正するだけでなく、

施工計画書や提案書に朱書き修正をする場合に活用しています。

現在、書籍を2冊執筆中ですが、出版社から送られてきた原稿の修正作業の

まっただ中です。

以前なら、印刷して赤ボールペンで書き込み、

それをスキャンして出版社に送っていました。

今は、原稿をiPad、GoodNotes5に読み込ませ、

ApplePencilで朱書きした後、そのまま出版社にメールします。

原稿の束を持ち歩かなくて良いですし、コピー機も不要で、

昨今求められているのテレワークにも最適です。

業務の効率化を目指す建設技術者には、

「iPad+ApplePencil+GoodNotes5」をお勧めします。

日経アーキテクチュア2020.05.11記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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緊急事態宣言が全国的に解除され、

研修依頼が急に増えてきました。

コロナ禍に対する気を緩めずに、

しかし、技術者の皆さんが成長されるよう

しっかり研修実施いたします。