社長ブログ

ダム屋、トンネル屋でなく、なんでも屋の道を選んだ理由【がんばれ建設1560】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年6月10日
NO1560

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今日の一言
「楽より困難を選ぶ」
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チャンスを「つかむ力」をつけるには「行動」しかありません。

だから、人生の選択で迷ったときには、選択肢の中で

一番大胆な道を選ぶ方がよいでしょう。

「前進」か「現状維持」かの選択なら「前進」、

「今までやったことのない工事」か「やったことのある工事」なら

「今までやったことのない工事」、

「楽な工事」か「しんどい工事」かなら「しんどい工事」を選ぶのです。

これこそがチャンスを「つかむ力」を蓄えていくための方策です。

チャンスは平等に転がっています。

あとは自分にチャンスを「つかむ力」が備われば、

まるで運命のようにして、予想もしなかった人生が転がり始めます。

20代、30代で、自分の人生をきっちりと計画し、

その通りに人生を進めることができる人は、非常にすくないでしょう。

人生なんて計画どおりにいかないのです。

成功している人も、ほとんどが思いもよらない人生の歩みになっている、

ということです。

では、何が人生を決めるかといえば、思いもよらないチャンスを

しっかりとものにする人と、ものにできない人は明確に分かれる

ということです。

そして、チャンスをものにしている人の共通点は、

皆、その時々に、一生懸命手を抜かず、圧倒的な量で行動している

ということです。

圧倒的な量をこなしながら必死に突き抜けようと、もがき続けること。

このような中で、まるで運命のような巡り合わせでチャンスをつかみ、

大きな結果がやってくるのです。

私は、ゼネコンに入社して、とにかく土木屋として

一流になりたいと思いました。

そのためには、ダム、トンネル、橋梁を経験すべきだと思いました。

当時のゼネコンは「ダム屋」「トンネル屋」などと

専門特化して育てようとしていました。

ですから、ダム工事を経験した後、トンネル工事を経験することは

難しいことでした。

そのため、私はダム工事が終わった後、だれもがいやがりそうな

難しいトンネル工事を選んで、その現場に配属してもらえるよう志願しました。

1995年に阪神淡路大震災が起こり、私の故郷神戸が破壊されました。

その2ヶ月後、ゼネコンを辞めて起業しようとしましたが、

多くの人に反対されました。

大震災で不況になっているので、今会社を辞めるのは危険だと。

しかし、そのピンチがチャンスに見えた私は、

思い切ってゼネコンを退社しました。

ハタ コンサルタント株式会社を起業して20年を超えました。

その間、決して成功しているとはいえませんが、

少なくとも会社を継続して運営できているのは、

「前進」か「現状維持」かの選択なら

「前進」を選んだからだと思っています。

今後も、楽よりも困難を選んで生きていこうと思います。

『異端のすすめ強みを武器にする生き方』橋下徹著

(SB新書)を一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨日はオンライン打ち合わせ2件行いました。

本日はオンライン新入社員研修を実施します。

WEBカメラが大活躍です。