社長ブログ

勝手に人が育つ会社の3つの特徴とは【がんばれ建設1572】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年6月25日
NO1572

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今日の一言
「尊敬する上司がいるか」
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私は、人を育てることよりも、

人が育つ会社を作ることの方が重要だと考えます。

人が育つ会社とは、その会社で仕事をしているだけで、

気がついたら育っていた、ということです。

人が育つ会社になるには3つの条件があります。

1)尊敬する上司がいること

2)学ぶ場(現場)があること

3)教育ツールが整備されていること

以下に、詳しく説明します。

1)尊敬する上司とは、常に模範的態度でふるまっている人です。

模範的態度には5つのポイントがあります。

すごい;仕事ができる

ありがたい;面倒見がよい

すてき;言動が前向き

ぶれない;芯がある

こわい;叱ってくれる

2)学ぶ場(現場)があること

建設技術者は現場を通してしか成長できません。

そのため、各自がステップアップできるような現場があることが必要です。

そのためには、工事規模、工事種類にバリエーションがあることが

欠かせません。

同じような規模の同じような工種の工事ばかりを受注している会社では、

社員が成長することができません。

3)教育ツールが整備されていること

教育ツールとは、過去の施工実績です。

施工計画書や竣工図、予算書、決算書です。

さらに歩掛かりをまとめた資料があるとよいでしょう。

このようなツールがあると、上司や先輩にいちいち聞かなくても、

若手社員でも計画書や予算書を作成することができるようになるのです。

人材育成というと、「人を育てる」ことに注力しがちですが、

「人が育つ会社」を作ることはそれ以上に重要で、かつ難しいことです。

だからこそ、「人が育つ会社」を作り上げることができれば、

どこにも負けない建設会社にすることができるでしょう。

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【編集後記】
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本日は、「一流の技術者になるための 建設技術力強化

オンラインセミナー」を実施しました。

北は秋田から、南は高知まで幅広くご参加いただきました。

現場事務所からでも参加でき、

かつ飽きないカリキュラムがよいようです。

まだ7月以降も開講しますので、お楽しみに!