社長ブログ

建設会社の新入社員に伝えるべき3つのこと【がんばれ建設1577】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年7月2日
NO1577

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今日の一言
「報告と連絡の違いとは」
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今年の4月に入社した新入社員には、

新人教育が十分に行えていない、という声をよく聞きます。

私は今からでも遅くないので、しっかり教育することで

定着率が高まると考えています。

では、何を教育すれば良いのか。

それは3つあります。

1)「報連相」と「5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)」

2)図面・積算・測量の基本

3)品質・原価・工程・安全管理の基本

1)報連相と5Sは建設業で現場運営するための基本です。

しかし、それぞれの言葉を知っていても、

真の意味を知らないベテラン社員も多くいます。

報告と連絡の意味の違いは?

整理と整頓は何が違うか?

を正しく理解することが大切です。

逆に言えば、報連相と5Sをしっかりしている新入社員は

「新入社員なのにしっかりしている」

と言われるものです。

2)図面・積算・測量の基本を理解していないと、

上司のちょっとした指示を理解できません。

「図面をみて寸法を読み取ってくれ」

と言われて、スムーズに読み取れることが必要です。

積算でいうと、数量計算ができる必要があります。

そのためには、台形や円錐の面積を計算できること、

土量計算ができることが欠かせません。

測量でいうと、sin、cos、tanの計算できることも重要です。

これらの基本的なことを知らないで現場に出ると、

本人、そして上司も困ってしまいます。

3)品質・原価・工程・安全管理は施工管理技術者の仕事そのものですが、

その基本を知っていることで、現場の仕事が面白くなります。

品質管理は、QC7つ道具

原価管理は、出面と歩掛かり

工程管理は、工程表が読めること

安全管理は、現場の危険を読み取れること

が1年目に必要な知識でしょう。

基本を知っている上で、現場のOJTを実施すると理解が深まります。

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【編集後記】
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本日、「コロナ禍の今は「攻めずに守れ」 勝ち残る

建設会社の人材育成6つのポイント<無料セミナー>」

を開催しました。

北は宮城県、秋田県から南は福岡県、高知県まで、

多くの経営者、経営幹部にご参加いただきました。

熱心に聴いていただいたので、いつになく熱が入りました。