社長ブログ

美術館で解説文を読んでいる人はいいものが作れない【がんばれ建設1593】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年7月29日
NO1593

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今日の一言
「アート思考で人生を切り開く」
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私は「建設業は地球の彫刻家」という言葉が好きで

よく使っています。

彫刻家ということは建設技術者は芸術家でもある

ということです。

さて、あなたは美術館へ行ったとき「絵を見ていた時間」と、

その下の「解説文を読んでいた時間」、

どちらのほうが長かったですか?

おそらく、「ほとんど解説文に目を向けていた」という人が多いでしょう。

私はかなりの時間、解説文を読んでいました。

それぞれの作品を見るのはせいぜい数秒。

すかさず作品に添えられた題名や制作年、解説などを読んで、

なんとなく納得したような気になっていました。

それは「鑑賞」ではなく、「理解」しようとしていただけなのかもしれません。

岡山県にある大原美術館で、4歳の男の子がモネの《睡蓮(すいれん)》を

指差して、「かえるがいる」と話したことがあったそうです。

その場にいた学芸員は、この絵の中に「かえる」が

いないことは当然知っていたはずですが、

「えっ、どこにいるの」と聞き返しました。

すると、その男の子はこう答えたそうです。

「いま水にもぐっている」

これこそが本来の意味での「アート鑑賞」なのでしょう。

「自分だけのものの見方」でその作品をとらえて、

「彼なりの答え」を手に入れることを「アート思考」といいます。

ビジネスだろうと学問だろうと人生だろうと、

こうして「自分のものの見方」を持てる人こそが、結果を出したり、

幸せを手にしたりしているのではないでしょうか?

学校教育では、絵を描いたりものをつくったりする「技術」と、

過去に生み出された芸術作品についての「知識」に

重点を置いた授業がなされています。

私たち技術者はどうしても「技術」や「知識」に

偏った考え方をしがちです。

一方、芸術家としての建設技術者であろうとすれば

建設物を「自分だけのものの見方」でとらえて

「自分の答え」を導くことが必要だと感じます。

次に美術館に行くときには、解説文よりも

絵そのものを鑑賞しようと思います。

アート思考で新たな人生を切りひらきたいものです。

『13歳からのアート思考』末永幸歩著(ダイヤモンド社)を

一部参考にしました。

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【編集後記】
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コロナ禍の世の中になって、

すっかり居酒屋に行くことがなくなりました。

3月から5ヶ月となるとやはり寂しいものです。

一方、飲食店の経営者の立場に立つと、

身につまされる思いです。

残って欲しい飲食店には、

できるだけ昼食時に行くようにしています。

もうしばらくがんばって欲しいものです。