社長ブログ

社員研修を実施すると経審がアップする【がんばれ建設1606】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年8月24日
NO1606

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今日の一言
「社員を育成して業績を上げる」
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国土交通省は、経営事項審査の審査基準を定期的に改正しています。

改正建設業法の今年10月の施行を見据え、

すでに2021年4月の改正事項が出そろいました。

社会性等(W)の評価項目では、技術者に対する新たな加点措置を設けます。

所属する技術者が審査基準日前の1年間に取得した

CPD(Continuing Professional Development継続教育)単位に応じ、

最大10点を加点します。

CPD単位とは、施工管理技術に関する研修を受講した時間数です。

これまで公共工事を施工する建設会社では、CPDが工事受注の際の

要件になっていたこともあり、技術者にCPD取得を促していました。

一方、民間工事を施工する会社ではCPDが不要であるため、

監理技術者の7割がCPDを全く取得していないという調査結果があります。

そのため、経審への加点によって技術研さんに努める技術者に

インセンティブを与えます。

技能者に対する新たな加点評価も設けます。

建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用した

「建設技能者の能力評価制度」で、レベル2以上にレベルアップした

所属技能者の割合に応じ、社会性等(W)で最大10点を加点します。

すでに社会性等(W)で加点を受けられる建設業経理士には、

資格取得後5年以内の講習受講を義務付けます。

現在、建設業経理士は、資格取得のみで1級で1人当たり1点、

2級で0・4点を加点していますが、5年に1度の講習受講を義務付け、

継続的に会計知識を身に付けるよう求めます。

技術力(Z)では、技術職員数の評価項目に1級技士補を追加します。

「主任技術者+1級技士補」の資格があり、改正建設業法によって

創設される「監理技術者補佐」として、現場に配置できる技術者は

1人当たり4点を加点されます。

今後ますます社員のレベルアップが求められます。

計画的に育成することで、顧客満足、

そして従業員満足を上げることができます。

「社員を育成して業績を上げる」でコロナ禍を乗り越えましょう。

建通新聞8月18日記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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先週末、本メルマガの読者の一部の方に、

宛先名の異なるメールが届いてしまったことが判明しました。

メールが届いた方には深くお詫びします。

早速、社内会議を開催し、メール配信のダブルチェックシステムを取り入れ、

今後同じことが起きないようにすることを決めました。

個人情報の保護に細心の注意をいたしますので

引き続きどうぞよろしくお願いします。