施工時期の平準化、全都道府県で実施【がんばれ建設1617】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年9月8日
NO1617
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今日の一言
「就業規則、工程の見直しが必要」
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国土交通省は、都道府県の入札契約担当課長らを集めた
2020年度上半期ブロック監理課長等会議の全日程を終え、
全ての都道府県と連携して施工時期の平準化などに
取り組むことを申し合わせました。
監理課長等会議では、参加する国・都道府県が連携して
入札契約制度を改善するための申し合わせを毎回行っており、
今回も全都道府県が制度改善に取り組むことを申し合わせました。
具体的には、以下のとおりです。
▽施工時期の平準化のさらなる推進
▽適切なタンピング対策の実施と建設業の働き方改革
▽円滑な施工確保と災害対応
▽建設キャリアアップシステム(CCUS)の利用の促進
▽都道府県公契連との連携
このうちCCUSについては、公共工事で活用したインセンティブを
受注者に与えることを積極的に検討することとしました。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた
入札不調・不落対策も実施します。
都道府県単位で設置されている「都道府県公共工事契約業務連絡協議会」
(都道府県公契連)を通じ、施工時期の平準化やダンピング対策が
進んでいない市区町村に対しても、改善を求めるとしました。
ハタ コンサルタント株式会社にも、上記を踏まえた
各都道府県からの研修やコンサルティング依頼が増えており、
実際に動き出していることを感じています。
これまで国土交通省直轄工事が先行していた週休2日制工事や、
CCUSの実践がますます進展しそうです。
建設会社側にあっても、今後、就業規則の見直しや
発注者や協力会社との契約の際、工程や休日について
踏まえたものにしなければなりません。
建通新聞 8月27日の記事を一部参考にしました。
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【編集後記】
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昨日、「人手不足を解消するための外国人材活用3つのポイント」
オンラインセミナーを盛況に開催しました。
今回ご都合良くなかった方がいらっしゃるようです。
今後も本メルマガにて開催案内をします。