社長ブログ

工事成績評定アップ7つのポイントを理解して80点獲得する【がんばれ建設1639】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年10月14日
NO1639

**************************************************
今日の一言
「きちんと施工するだけでは評定点は上がらない」
*************************************************

公共工事を施工する建設会社にとって、

業績を向上させるための最重要課題は、

工事成績評定点をアップさせ、80点以上を獲得することです。

そのことで、次の受注機会の入札に、優位に立つことができます。

私は80点以上を獲得し、さらには局長、知事表彰を得た方

約100名にインタビューして、高得点を取るためのポイントは7つある

と分析しました。

その結果、分かったことは、きちんと施工をするだけでは

評定点は上がらないということです。

以下、工事成績評定アップ7つのポイントをご紹介します。

1. コミュニケーションの難しさを知る

発注者、協力会社、社内のコミュニケーションが不十分なために

様々な問題が発生している。

相互に簡単には分かり合えないことを意識して、

コミュニケーションをとることが重要だ。

2. 顧客のニーズとウォンツを先取りする

顧客が欲することをしてこそ高評価になりうる。

顧客が何を欲しているのかを先取りして把握し、実行しなければならない。

3. 住民との対応を強化する

公共工事の場合、税負担をしている住民こそが真の顧客である。

しかも近隣住民には、直接の利益がないのに、

多大な負担を強いられることが多い。

公共工事のみならず、近隣配慮は工事をスムーズに進行させるポイントだ。

4. 創意工夫、技術提案を推進する

品質、原価、工程、安全、環境の各項目に対して創意工夫をしたり、

新たな提案をすることは工事の質を高めるために重要である。

5. PDCAサイクルを回して改善する

同じミスを繰り返さないようにPDCAサイクルを回すことは重要だ。

そのためには何が評価され、何が評価されなかったかを

正確に分析しなければならない。

6. すばやい対応ができるよう自分を磨く

現場管理者は多忙である。

その中で、発注者対応、近隣対応、現場対応を

迅速にかつ正確に実施することが高評価の秘訣である。

そのためには、物事の優先順位を決めて時間管理をして、

着実に対応していくよう自らを磨く必要がある。

7. 会社からのバックアップ体制を構築する

現場単体で施工するのではなく会社全体でフォローして

工事進行をバックアップすることは、

顧客にとって大きな安心材料である。

*************************************************
【編集後記】
*************************************************

現在新DVDの制作をしています。

はじめて現場責任者として工事を担当する

技術者が必要なことをまとめたものです。

これさえあれば、若手に現場を安心して任せることができます。

12月発売予定です。お楽しみに。