社長ブログ

これからは、集まらなくてもよい朝礼の時代か【がんばれ建設1645】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年10月22日
NO1645

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今日の一言
「アプリを眺めて朝礼実施」
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現場の始まりといえば、朝礼です。

朝、作業員の方々の顔を見て、健康状態の確認をし、

作業内容を伝達し、体操で体をほぐし、

かけ声で気合いをいれる、のです。

しかし、コロナ禍で「密」を回避しようとする声が高まると、

そもそも一堂に会する必要があるのかという

疑問を感じる人もいるでしょう。

そこで、大林道路とIntelligent ACORN(インテリジェントエーコーン、

千葉県松戸市)、システム・クリニック(神戸市)の3社は、

工事現場に集まらなくても朝礼が可能になるアプリを共同で開発しました。

工事関係者はスマートフォンやタブレットを使って、

離れた場所から朝礼に参加できます。

現場のプロジェクトごとに割り振った番号をアプリの起動画面に入力すると、

朝礼に参加できます。

アプリ上では、主催者が画面を動かすと参加者の画面も連動する仕組みです。

例えば、主催者が「ラジオ体操第一」のコンテンツを選ぶと

YouTubeの動画が流れます。

加えて、主催者が話すと参加者のスマホなどに、音声が流れます。

全員が同じ情報を共有できるのです。

当日の作業箇所の確認や安全注意事項の連絡など、

参加者はスマホを眺めていればよいです。

また、主催者から「一方通行」の伝達にならないよう、

アプリには「タップで発言」機能を搭載。

参加者からも発言できるため、円滑な意思疎通を図れます。

さらに、参加者全員の意向を確認できるように

「了解ボタン」もついています。

アプリの手順通りに朝礼を終えると、「朝礼に参加しました」という

ボタンが表示されます。

参加者はそれを押すと、氏名と押した時刻がクラウドに記録されます。

これまで、朝礼のために作業開始時間にかかわらず、

朝から現場に行かなければなりませんでした。

また、どうしても朝現場に行けない場合には、

朝礼に参加できず、周知事項を伝えられません。

一方、朝礼アプリを使用すると、わざわざ朝現場に行かずにすむので、

働き方改革にもつながります。

ハタ コンサルタント株式会社でも、2年前から毎週月曜日の会議は、

ZOOMを用いて開催しています。

私は朝から移動することが多いので、時には新幹線のデッキで

スマホを通して会議に参加します。

最近は、新幹線でも無料WIFIがつなげるので、快適に会議ができます。

朝礼や会議のあり方を変える必要があるのかもしれません。

詳しくは大林道路プレスリリースをどうぞ。

日経コンストラクション2020.10.16記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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弊社は建設技術者養成機関としての建設会社

を関連会社としてもっています。

これまで準備中でしたが、いよいよ12月から始動します。

心技体の揃った建設技術者を育てます。