「ちょっとおかしい人」ほど現場で重宝する【がんばれ建設1648】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年10月27日
NO1648
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今日の一言
「現場での創造力が重要」
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週末に、障がいのある方と、我がチーム(O-60)との間で、
サッカーの交流戦を行いました。
「障がい者」と聞いていたので、
楽に勝てると思っていましたら、
スピード、チームワークともとてもレベルが高く、
コテンパンにやられてしまいました。
特にゲームの組立てが独創的で、
思いもよらないパスやシュートを駆使されました。
体のどこかに障がいのある方は、
その他の機能が発達しているように感じました。
心理学者のディーン・キース・サイモントンは、
その研究『狂気と天才のパラドクス』で、
ほどほどクリエイティブな人間は平均的な人より精神面で健康だが、
並外れて創造的な人間は、精神障害を発症する確率が高いと
明らかにしました。
成功を極めるには、一般社会では問題視されるような
特性を持つことが必要なようです。
エリック・バーカー氏は「成功者の特性」について
次のように述べています。
エネルギーの塊、リスクを冒す、短時間睡眠(ショートスリーパー)、
ばかげた行為を容認しない、自信とカリスマ性がある、
果てしなく野心的、衝動に突き動かされ、片時もじっとしていない…。
まさにこれらの特性は、「ちょっとおかしい人」です。
このような人こそが、世の中をあっと言わせるような
創造的な仕事をやるのでしょう。
建設工事現場でも、「ちょっとおかしい人」がいます。
しかし、そんな一言が、独創的な技術提案を考え、
画期的な工法、技術を考案できるのかもしれません。
また、どうしても予算や工期が守れそうにない現場でも
やりきってしまうようなアイデアを
考え出す力を持っているのでしょう。
「ちょっとおかしい人」を容認して、
大切に育てる建設業界でありたいものです。
『残酷すぎる成功法則』エリック・バーカー著(飛鳥新社)を
一部参考にしました。
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【編集後記】
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私も「ちょっと(いや随分)おかしい人」
だとよく言われます。
であれば、もっとオリジナリティを
発揮しないといけないなあと反省しています。
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