社長ブログ

あなたは鬼滅の刃「煉獄さん」になれるか【がんばれ建設1659】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年11月16日
NO1659

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今日の一言
「全身全霊で伝える」
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大ヒット上映中の映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を観てきました。

特に、中心的な役割を演じている

「炎柱」(鬼殺隊における最強剣士)である煉獄杏寿郎については、

多くの賞賛の声が寄せられています。

煉獄は、剣術の腕のみならず、的確な判断力を持ち、

面倒見もよい人物として描かれています。

つらい時も苦しい時も弱音を吐かず、家族や仲間を大切にする、

前向きな人として描かれています。

建設技術者であれば、いつも現場の利益率がよく発注者の信頼が厚く、

そして、部下や協力会社からも慕われているような存在です。

煉獄に魅力を感じるのは、能力の高さだけではなく、むしろ、

彼の弱さや苦しみや、人間としての誇りと信念をもって

使命をまっとうする生きざまに共感しているからではないでしょうか。

話は変わりますが、

コロナ禍の中で、2020年の3月18日に

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行下で行われた

ドイツのメルケル首相のテレビ演説は世界中から賞賛を受けました。

彼女は次のように語りました。

「旅行や移動の自由を苦労して勝ち取った私のような者にとって、

        こうした制限は絶対に必要な場合にだけ正当化される」

メルケル首相は、幼いころに東ドイツに移住しており、

移動を制限された暮らしの不自由さについて身をもって知っていたのです。

このように自身の生い立ちを開示し、

国民に理解を求める姿勢は多くの共感を呼び、国民を動かしました。

リーダーが相手の信頼を得るには、

相手が嘘偽りのない本心で接していることが必要であり、

周囲に知識、意見、気持ちが十分に伝わらない場合には、成果はでません。

特に建設工事現場は、自社の社員のみならず、

多くの協力会社の方々が集まる多様性の高い環境なので、

より明確にリーダーが自分の考えを正直に伝えることが重要です。

リーダーからメンバーへの伝え方は種々あります。

口頭で伝える

文書で伝える

行動で伝える

いずれの方法にしても、正直に、全身全霊をかけて自らの夢や希望、

そしてこの工事プロジェクトの意味や目的を伝えることで、

メンバーからの共感を得ることができるのです。

その結果、成果の出る工事プロジェクトとすることができます。

ぜひ映画「鬼滅の刃」で煉獄さんと自らを重ね合わせてみてください。

PRESIDENT Online 松木 知徳著の記事を一部

参考にしました。

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【編集後記】
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このところオンライン形式にてセミナーを開催することが多いのですが、

事後アンケートで「講師が自分に直接話してくれている気がする」とか

「常に顔を見られている緊張感があり、積極的に参加できる」

という意見をよく見かけます。

集合型研修にはないメリットがあるようです。