コロナ禍の中で入社した新入社員が危ない【がんばれ建設1662】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年11月19日
NO1662
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今日の一言
「同期のつながりを太くする」
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2020年4月に入社した新入社員は、不安の中で社会人生活を始めました。
その理由はコロナ禍です。
新入社員研修は自宅で受講。
なかには3ヶ月間、ずっと自宅で研修と称して
課題図書を読んでいた人もいるようです。
また新入生歓迎会などの懇親会も中止か、お酒なしで開催されています。
そのため、社内でも新入社員の顔が認知されていませんし、
逆に先輩、上司の顔を知らないという人も多いようです。
同期社員同士の関係性も薄く、
いざというときに相談できる関係ではありません。
ここ数年、新入社員が入社して3年間の離職者は、
大卒の場合30%、高卒の場合50%ですが、今年の新入社員の場合は、
より離職率が高くなるのではないかと危惧しています。
定着率を上げるためには、4月からのコロナ禍でやれなかったことを、
来年の新入社員が入る3月までに、改めて実施することが必要です。
新入社員研修として行う予定だったことを改めて実施する、
歓迎会などの懇親会を現状の第三波を配慮しながらも開催する、
同期社員とのつながり太くするために
同期会などを開催する際の予算を会社で負担する、
これらのことを実践することをお勧めします。