50歳代の技術者はベテランの顔をするな【がんばれ建設1664】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年11月24日
NO1664
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今日の一言
「ときめきによって脳を活性化する」
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私は毎年200回以上の研修、コンサルティング、講演を実施します。
新入社員、若手、現場代理人など各階層ごとに分けた研修を
実施することが多いです。
そのとき、50歳代の人から
「私はもう年齢が高いので新しいことが頭に入ってこないです」
とか
「ICTなどは私はよくわからないので、若い人に任せています」
という言葉を聞きます。
私はその時必ず
「50歳代で年寄りくさいことを言わないでください。
まだベテランと言うには早いです。一生勉強です」
といいます。
S・ウルマンの有名な詩「青春」にあるとおり、60歳だろうと16歳だろうと、
人には驚異にひかれる心、おさな子のような未知への探求心、
生きる喜びにあふれた興味があります。
気持ちが閉ざされると、たとえ20歳であろうと人は老いるのです。
逆に希望の中を生きておれば、80歳であろうと、人は青春の中にいます。
外出や人と交流が減ると、認知症や要介護のリスクが高まるそうです。
外出頻度が少ない、友人と会う機会が月1回未満、催しへの参加がない、
などの高齢者ほど、早い段階で要介護認定になっていることが多いそうです。
現場で働いている人であっても、仕事の以外の刺激が少ないと
脳が衰えてしまうおそれがあります。
脳は「ときめき」によって刺激をうけます。
ドキドキ、ワクワクする心があれば、脳の老化は遠ざかります。
新技術、新工法に挑戦する
新しい資格取得を目指す
異業種交流会に参加して見知らぬ人と交流する
時間を忘れて熱中できることを見つける
楽しそうなことはなんでもやってみる
おさない子どものように、
ワクワク、ドキドキする気持ちを忘れてしまったとき、人は老いるのです。
また、新しいことや未来への好奇心を持てなくなったとき、人は老います。
何事もやってみなければわかりません。
何もやらなかったら物事は1ミリも動きません。
いくつになっても、「とにかくやってみる」
という姿勢を忘れない人でありたいものです。
『感情の整理学』和田秀樹著(エクスナレッジ)
を一部参考にしました。
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【編集後記】
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先週末、ハタ コンサルタント株式会社の経営計画発表会を開催しました。
激動の予感がある2020年、2021年ですが、
建設業の発展のお役に立てるようさらにがんばります。