社長ブログ

部下の不安を吹き飛ばすリーダーの一言とは【がんばれ建設1665】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年11月25日
NO1665

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今日の一言
「リーダーには可愛げが必要」
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ZOOMやTeamsなどのツールを使って、

オンラインで打ち合わせや会議を行うことが増えてきました。

相手に好印象を与え、かつ相手の心をつかむ話し方をするためには

どうすればよいのでしょうか。

『オンラインでの「伝え方」 ココが違います!』  矢野 香 著

からリーダーの話し方について一部紹介しましょう。

ポイント 1 相手に合わせて言い方を変える

聞き手がベテランであれば、

できるだけカタカナ語を使わない方がいいでしょう。

ガイダンスを行います

説明をします

このようなシチュエーションでは

このような場面では

ポイント 2 感謝と共感

社員、部下、協力会社への感謝と共感のことばを伝えることで

相手の心をつかむことができます。

【感謝】毎日雨風のなか作業をしていただきありがとうございます。

【共感】コロナ禍に対する恐怖を感じていることでしょう。

    これは私も同じです。

ポイント 3 お願いではなく 、「約束」する

相手に対してお願いするばかりだと、「またか」と思われてしまいます。

このときは「約束」することが重要です。

安全作業でお願いします。

安全な職場環境を作ることをお約束します。

ポイント 4 可愛げのあるリーダーになる

現場リーダーは力強さだけでなく、あえて弱さを見せて

「可愛げ」を発揮することで相手の心をつかむことができます。

可愛げとは以下の3つのことをいいます。

・すぐ行動

部下から教えてもらったアプリをすぐに使ってみる

・喜び上手

部下が結婚したり子どもが生まれると我がことのように喜ぶ

・報告まめ

自分の弱みや苦手なことを包み隠さず話す

ポイント 5 未来を予言する

リーダーは過去や現在ではなく、未来を語ります。

誰にも先が見えない、不確かな状況の中で、

リーダーが未来を予測して話すことで安心感を生みます。

「この工事は必ず成功するし、私たちは必ず勝利する」

ポイント 6 「共通の成功体験」を語る

うまくいった成功体験を語ります。

「この予算や工程のない現場をやりきったことは私たちの力だし、

大いに自信を持って良いことだと思います」

ポイント 7 定義する

漠然とした不安感がある人に対して、

「ムダでなくこういう意味がある」と定義づけしてあげると

夢と勇気を感じます。

「コンクリート打設が始まるこれからの1ヶ月は、

現場の成否を決める1ヶ月になる」(未来)

「私たちがやってきた施工計画づくりは、

この現場にとっての基本となった」(過去)

「今、私たちが行っている歩掛かりのまとめが

将来の若手育成につながる」(現在)

これらのことはオンラインには限りませんが

リーダーの一言は、実際に会って話をするときより重要です。

この7つのポイントをぜひご活用ください。

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【編集後記】
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昨日ようやく「新任現場責任者育成講座」DVDの収録を完了しました。

3ヶ月かけて収録、編集した力作です。

はじめて現場責任者を担当する方が安心して現場運営できるための教材です。

年内に発売予定です。

お楽しみに。