社長ブログ

2021年建設投資は公共工事、民間工事とも減少の見込み【がんばれ建設1667】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年11月27日
NO1667

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今日の一言
「ピンチをチャンスに」
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建設経済研究所と経済調査会は、2020年度、2021年度

の建設投資見通しを発表しました。

20年度の建設投資見通し

20年7月に予測した結果を約4兆円上方修正し、63兆8500億円と推計しました。

それでも19年度の見込みの65兆3700億円を2.3%下回ります。

21年度の建設投資8.9%減

21年度の建設総投資は58兆1800億円。20年度から8.9%減る見通しです。

新型コロナウイルスの影響が長期化し、21年度の建設投資に影響するようです。

21年度公共工事18.1%減

政府建設投資は、20年度に前年度比4.1%増の25兆8800億円と見込みます。

20年度当初予算に加え、18年度第1次・第2次補正予算や

19年度の補正予算に関する案件が、一部で出来高として計上されます。

一方、21年度の政府建設投資は21兆2000億円と、

20年度から18.1%減少する見込み。

なお防災・減災などに投じていた「臨時・特別の措置」の予算については、

概算要求で金額が明示されていないので、21年度の政府建設投資には

含めていません。

21年度民間住宅工事4.4%減

20年度民間住宅投資は、新型コロナの緊急事態宣言に

よる営業自粛が響き、前年度比7.5%減の15兆1200億円と見込みます。

21年度の民間住宅投資は20年度比4.4%減の14兆4600億円。

長引く新型コロナの影響が大きい模様です。

21年度民間非住宅工事2.2%減

民間非住宅建設投資は、20年度が前年度比4.1%減の16兆7900億円。

そのうち、民間の建築投資は5.4%減の11兆600億円と見込みます。

新型コロナの影響で設備投資計画を縮小・変更する企業が多くなりそうです。

事務所の建築投資は、大都市圏の再開発事業の着工が続く一方で、

空室率が上昇していて新規の受注が減少傾向です。

堅調だった民間の土木投資についても、景気の低迷により受注が減少し、

20年度は前年度から1.5%減の5兆7300億円と陰りが見えます。

21年度の民間非住宅建設投資は20年度比2.2%減の16兆4200億円です。

21年度は全体的に建設投資が減少する見込みで建設業界にとってはピンチです。

このピンチをチャンスに変えるために、今しかできないことを考える必要が

あるでしょう。

採用を手控える会社が増えるでしょうから、新規採用に力を入れる

事務所賃料が下がるでしょうから、新しい事務所に移り職場環境を良くする

デフレが進み物価が下がるでしょうから、重機、ICT投資を進める

ピンチをチャンスととらえ、さらに飛躍できるようがんばりましょう。

日経クロステック/日経コンストラクション

2020.11.10記事を参考にしました。

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【編集後記】
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できるだけ外食を減らして感染防止するため

Uber EATS、出前館をフル活用しています。

すると今まで食べなかった珍しいものを食べることができます。

先日は大阪名物「肉吸い」をはじめて食べました。