社長ブログ

巨人に圧勝したソフトバンクに学ぶ建設業経営【がんばれ建設1674】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2020年12月8日
NO1674

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今日の一言
「フロントと選手が鍵」
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元巨人軍投手で、スポーツ報知評論家の桑田真澄氏が

29日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート生出演しました。

番組では、ソフトバンクが「日本シリーズ」にて

2年連続で巨人に4連勝し日本一になったことが話題になりました。

桑田氏はソフトバンクと巨人の差を「フロント」と「選手」と指摘しました。

フロントについて

「一言で言いますと、豊富な資金力を生かして結果を出したということです」

とした上で

「選手の総年俸を調べますと

ジャイアンツは43億円で12球団でも2位なんですけど、

その上をいっているソフトバンクは65億円を使って

約20億の違いがあるんです。

その資金力を生かしてまず環境を整備し選手を発掘する。

そして競争する場を作り上げる。指導者とフロントの情熱ですよね」

と分析しました。

選手について「本来のスポーツのあり方を実践したと思っています」とし

「日本のスポーツ全体そうなんですけど勝負の厳しさばかり前面に出て

楽しむという要素が欠けている。

今回ソフトバンクの選手を見ていると

自分で考え、選手同士が協力してプレーしているように見えた」

と分析しました。

「一方、ジャイアンツは指示待ち。

本来の(これまでの)野球界のあり方ですよね。

指示待ちのスポーツをしていた。

(ソフトバンクは)新しい時代の野球を

選手たちも実践して楽しく自分で考えてプレーしていた。

非常に対照的に見えたシリーズ」と解説しました。

「フロント」と「選手」が強かったソフトバンクを

建設業に当てはめるとどうなるでしょうか。

まず、社員の採用、人材育成にお金と時間をかけることでしょう。

建設産業は労働集約型ですので、

いかに人に投資するかで勝敗が決まるように思います。

そして社員が自分で考え、協力し合って

工事施工を進めるようにする必要があります。

社員が自主的に働ける組織を作るためには3つの原則があります。

1)言いたいことが言える雰囲気がある

2)会社が自分を大切にしてくれているという実感がある

3)会社は自分のものだという当事者意識がある

報知新聞 2020/11/29 の記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨日ある建設会社の2ヶ月にわたる研修が終わりました。

入職5年以内の若手対象でしたが、

これまでにないほど熱心に参加され、とても気持ちよく実施できました。

永く建設業界で活躍されますこと祈っています。