コロナ禍を乗り切るために大切な視点とは【がんばれ建設1692】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年1月12日
NO1692
**************************************************
今日の一言
「反対意見を述べよう」
**************************************************
「世間一般の行動を観察し、その逆をとれば、人生で間違うことはない」
(アール・ナイチンゲール/アメリカの作家)
世の中の人は、みんなが成功しているわけではありません。
逆に言えば、成功者は、どこかで普通の人たちと違うことをしています。
「人と同じ」で満足せず、本当に大切な行動に集中しているのです。
ただし、ただ人と違うことをすればいいわけではありません。
誰もが通る道が、一番の近道だというのはよくあることです。
だからこそ、逆を張るべきときの選択が重要になってきます。
例を挙げましょう。
ライバルが遊んでいるときに、勉強をする。
人気が落ち、世間の注目を浴びなくなったものの中から、
価値があるものを見つける。
「定期的な運動と健康的な食事」という
「わかっていても実行が難しいこと」に取り組む。
「・・・資格を取得する」といった、
誰もが語るだけで実行しない夢を実現させる。
建設業界で言えば以下のようなことでしょう。
外国人が日本の建設会社で役立つはずがない
という意見が多いときに外国人を採用する
ICT機械の購入はまだ早いし様子をみよう
という意見が多いときにICT機械を導入する
不景気なときでも人材採用し、ベテラン社員に長く働いてもらう
多忙な中時間を作り、技術士、一級建築士にチャレンジする
世間と反対のことをすれば、不安や孤独も感じるでしょう。
成功者は、どこかで普通の人たちと違うことをしています。
「人と同じ」で満足せず、本当に大切な行動に集中しているのです。
「みんな、やっている」
「みんな、そう言っている」
「みんな、そっちに向かっている」
みんなが怒涛のように同じ方向を目指す中、
ただ一人、反対方向に逆らって進むのは本当に勇気がいる。
建設業界はこれまでどちらかといえば、同じ方向に向かっていく業界でした。
例えば会議で多くの人が賛成している意見に対して
ただ一人反対意見を述べることは勇気がいるものです。
しかしその反対意見こそが現場を成功に導くことがあるのです。
しかしコロナ禍など激動が予測される2021年は、他人が何といおうとも、
自ら信じる道を歩む必要があるように感じます。
時には、人の逆を行くという選択を恐れない人でありたいものです。
『成功者がしている100の習慣』
ナイジェル・ガンバーランド 著(ダイヤモンド社)
を一部参考にしました。
*************************************************
【編集後記】
*************************************************
マスクをして、
人と距離を取り、
指で顔をさわらないと感染することはほぼない、
という事を医師が言っていました。
この3つ、気をつけます。