4月から新入社員の上司になる人に必要な資質とは【がんばれ建設1715】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年2月18日
NO1715
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今日の一言
「尊敬され、可愛げのある上司を目指せ」
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4月に新入社員を迎える会社にとって、
誰を上司にするかは重要なことです。
担当する上司によって、
新入社員が成長するかもしくは辞めてしまうかが、
決まるからです。
では新入社員や若手社員の上司に必要な資質とは何でしょうか。
技術力とかコミュニケーション能力という「スキル」と資質とは異なります。
▶︎「資質」・・・その人が生まれつき備えている、
物事を巧みにこなす性質や才能のこと
▶︎「能力」・・・環境や教育などによって、
その人の中に形成される物事を成し遂げる性質のこと
資質には「生まれつき備えている」と書かれているので
変化のしようがないと考えられがちですがそうではありません。
性格は変わりませんが、行動は変えられます。
自らの性格にちょっと問題であると気づいたなら
意識して成果のでる行動をすると良いのです。
無意識でいると性格のままの行動をしてしまい
問題を起こしてしまうこともあるでしょう。
ではどのような資質が必要なのかを見ていきましょう。
「尊敬」される上司の資質
すごい;仕事ができること。
成果を出せる行動を取っていることです。
ありがたい;面倒見がよいこと。
困っている部下に手を差し伸べたり、助言したりすることです。
すてき;プラスの言動をしていること。
どんなときでも、「できる、やれる、何とかなる」
などと笑顔で前向きに話すことです。
また身だしなみがよいからも「すてき」と感じます。
ぶれない;考え方に軸があること。
いつ、何について相談しても、共通の考え方に基づいて
答えてくれることです。
こわい;時には叱ってくれること。
部下のダメな行動をしっかり叱ることこそ教育です。
さて、新入社員や若手社員に求める資質は
「可愛げ」です。
新入社員、若手社員に必要な「可愛げ」とは
すぐ行動;言われたこと、指示されたことは
迷わず、すぐに行動することが重要。
声を大きくと言われたらすぐに大きな声で
現場に行ってこいと言われたらすぐに現場に行くことです。
喜び上手;上司や協力会社の方々に気を使ってもらったら、
素直に、少し大げさに喜ぶことです。
「ありがとうございます。とても助かりました」
などのように「ありがとうございます」に一言
添えることがコツです。
報告まめ;小さなことでもまめに報告することです。
上司から「あれどうなっているんだ」
と言われる前に伝えることが重要です。
「可愛げ」のある人は、上司や協力会社の方々からかわいがられ、
たくさん教えてもらえるようになりその結果、成長するのです。
部下が可愛げがあるようになるためには、
その上司にも可愛げが必要です。
身をもって可愛げを体現しましょう。
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【編集後記】
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オンラインセミナーにてGoogleの「スプレッドシート」を活用しています。
同時に多くの方が書き込め、瞬時にその内容が読めるすぐれものです。