建設業法改正 3つのポイントを理解すると生産性向上する【がんばれ建設1717】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年2月22日
NO1717
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今日の一言
「業法で働き方改革の促進」
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令和2年に建設業法が改正されました。
人手不足、高齢化の進展、
そして建設業の事業承継が困難であることを背景として
改正のポイントは3つあります。
働き方改革の促進
現場の生産性向上
建設業を営む企業の継続
それぞれ以下のように改正されました。
POINT1 建設業の「働き方改革」の促進
○工期の適正化
工期に関する基準を作成
著しく短い工期による請負契約の禁止
発注者は、適正な工期、施工時期の平準化の処置を講ずる
○現場の処遇改善
社会保険の加入を許可要件化
下請代金のうち、労務費相当分は現金払い
POINT2 現場の生産性向上
○技術者の関する規制の合理化
監理技術者を補佐する技士補を配置する場合、兼任を可とする
主任技術者は一定の要件を満たす場合は配置不要
POINT3 建設業を営む企業の継続
○災害時における建設業団体の責務の追加
建設業者と地方公共団体との連携の努力義務化
○持続可能な事業環境の確保
経営管理責任者に関する規制を合理化
建設業の許可にかかる小計に関する規定の整備について
詳しくは以下にまとめましたので、ご覧ください。
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【編集後記】
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週末は沖縄にて研修を実施しました。
気温は20度、桜はもう散っており、
日差しは、夏そのものでした。
コロナ禍が落ち着くと、ゆっくり訪れたいものです。