社長ブログ

若手社員が精神的にきつそうな時はボーリングに誘うとよい【がんばれ建設1718】

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今日の一言
「ダブルショックを与えてはいけない」
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年度末で現場が多忙で

ストレスを感じている人が多いことでしょう。

ストレス学を創始したハンス・セリエは、

「ストレスは、別のストレスを与えることによって転換される」

といっています。

精神的なストレスは、肉体的なストレスで解消される

ということに通じます。

現場業務にあてはめれば、

「書類整理などで頭ばかり使ったあとは、

 現場で測量など体を動かすのがよい」

ということになります。

特に、ひとつのことに長時間集中しない方がよいようです。

二時間ひとつのことをやったら、

次は二時間、別の仕事をするのがよいのです。

再び、ハンス・セリエの学説を見てみましょう。

「ふたつの違うストレスを間を置かずに与えた場合

 その動物の抵抗力は高まるが、同じストレスを

 一定の期間置いて与えられると、

 二度目のストレスに対して高度に敏感になり、病気になりやすい」

つまり、頭脳にストレスを与えた後は、

肉体にストレスを与えると抵抗力が高まり、健康になるのです。

精神的に厳しい状態になったときには、ジムにいったり、

ウォーキングをするなどして、肉体的に負荷を与えるとよいでしょう。

しかし、同じような精神的ダメージだけが続くと、

人間は抵抗力を失います。

たて続けに大切な人を失ったとき、人はなかなか立ち直れません。

立ち直ろう、という気力を失ってしまうのです。

近隣住民からクレームがあったのち、

上司から厳しく問い詰められるとまいってしまうのです。

それはあたかも、傷口に塩を塗るようなものです。

特に若手社員に対して、精神的ダメージを二重、

三重に与えてしまうと、精神的にまいってしまいます。

その結果、うつ病、ノイローゼを引き起こしたり、

会社を辞めてしまったりします。

精神的にきつそうな若手社員がいたら、ゴルフ、

キャンプ、ボーリングなど、体を使うことに誘うとよいです。

ほどよい体の疲労感が、精神的ダメージを和らげてくれるのです。

『ほっとする生き方』斎藤茂太著(新講社ワイド新書)を

一部参考にしました。

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【編集後記】
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