社長ブログ

若手建設技術者が読んで起きたい本はこれだ 【がんばれ建設1743】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年4月5日
NO1743

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今日の一言
「一流の技術者は本を読む」
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建設会社の顧客は、一流の方であることが多いです。

官僚、医師、教師、不動産会社など、名声を得ている方が

発注する工事を施工することがあるからです。

そんな人たちと仕事の話をしている間に、

雑談をすることがあるでしょう。

例えば、映画を見た感想やニュースに対するコメントを

求められることがあります。

その時に、聞く人が刺激される面白い話ができる人と、

みんなが言っているような一般的なことしか言えない人がいます。

では、その浅い・深いはどこから来ているのでしょうか。

それは一言で言えば、教養です。

教養とは、雑学や豆知識のようなものではありません。

自分の中に取り込んで統合し、血肉となるような幅広い知識です。

カギとなるのは、物事の「本質」を捉えて理解することです。

バラバラとした知識がたくさんあっても、

それを総合的に使いこなすことができないのでは意味がない。

単なる「物知り」は「深い人」ではないのです。

深い人になるには、読書ほど適したものはありません。

本を読むことで知識を深め、思考を深め、

人格を深めることができます。

特に新入社員や若手社員には、良書を薦めてあげて、

読書の楽しみを感じて欲しいものです。

そのことで、読書の習慣が身につき、

一流の建設技術者に早期になれることでしょう。。

建設業のことを知るためには、次の書籍がお勧めです。

「高熱隧道」吉村 昭著

「黒部の太陽」木本正次著

「無名碑」曽野 綾子著

「劔岳 点の記」新田次郎著

「国土が日本人の謎を解く」大石久和著

「日本史の謎は「地形」で解ける」竹村公太郎著

ついでながら、私が若手技術者向けに書いた次の本も

心を込めて書きましたので、

リストの一部に加えていただきますとうれしく思います。

「図解即戦力 建設業界のしくみとビジネスが

 これ1冊でしっかりわかる教科書」

「技術者の品格 其の一~四」

『読書する人だけがたどり着ける場所』斎藤孝著を

一部参考にしました。

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【編集後記】
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本日より「新入社員育成2ヶ月コース」が

始まりました。

緊張した表情の皆さんが集まられました。

しっかり学んで、一日でも早く

現場に慣れられるよう、研修を行います。

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