社長ブログ

i-Construction 2021年はこれを目指せ【がんばれ建設1745】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年4月7日
NO1745

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今日の一言
「ICT化推進が欠かせない」
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国土交通省は、2021年度から適用する

ICT施工やBIM/CIMの基準・要領を公表しました。

http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/kisya/journal/kisya20210326.pdf

「ICT構造物工(橋脚・橋台)」を試行するための要領や、

BIM/CIMの成果物の要件を定めた

「3次元モデル成果物作成要領」を新たに制定しています。

BIM/CIM基準要領

https://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000064.html

構造物工

構造物工(橋脚・橋台)は、レーザスキャナなどの

3次元計測技術を起工測量、契約図書照査、出来高管理、

出来形管理、出来形検査に活用できるようになります。

このことで、計測作業を効率化でき、高所作業を減らすことで、

現場の安全性を高めることができます。

21年度には、10件程度を試行され、

22年度から本格導入する予定です。

今後、このような動きが推進されますので、

まずはレーザスキャナーの導入を始める必要がありそうです。

BIM/CIM

BIM/CIMについては、詳細設計業務で作成した

3次元モデルを施工段階に活用するため、

成果物として納品する際の詳細度や属性情報を規定しました。

21年度に発注する道路土工・山岳トンネル・橋梁・河川

(樋門・樋管)の詳細設計業務で、要領に沿った成果物の納品を

求められます。

今後、受注時に、発注者からBIM/CIM 3次元データで

設計図書が提供されたときに、建設会社が対応できる準備が必要です。

遠隔臨場、電子納品

「土木工事等の情報共有システム活用ガイドライン」を改定し、

情報共有システムに「遠隔臨場支援機能」を追加することを

推奨しました。

オンライン電子納品の本運用に向け、情報共有システムに

納品データ統合機能の要件も定めています。

ますます、デジタル化の流れが急速に進んでいます。

乗り遅れないよう、対応を進めましょう。

社内のICTリテラシー(ICTに対する知識)に不安があれば、

デジタルに強い若手を採用するか、外部業者への委託を検討する

必要があるでしょう。

建通新聞 3月26日記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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あす、4月8日21時より、

今やはりのclubhouseに登壇します。

興味ある方はぜひご視聴ください。

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