社長ブログ

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がんばれ建設　
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社　降　籏　達　生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年4月13日
NO1749

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今日の一言
「雰囲気を変えることが大切」
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炭鉱には「スカブラ」と呼ばれる人たちがいたそうです。

「スカッとしてブラブラしている人」の略だという説があります。

みんな一生懸命に炭鉱で働いているのですが、

100人のうち5人ぐらいは、何をするでもなく

機嫌の良さそうな風情でブラブラとそのへんを歩いています。

それで同じ給料をもらっているのだから怒られそうなものですが、

誰も文句を言いません。

スカブラの人たちは「平時」は何もしないけれど、

いざ事故やトラブルなどが発生すると

すぐに駆けつけて、みんなを助けてくれるからです。

アリなどの集団でも同様で、観察すると実際には働いていないアリが

一定の比率でいるそうです。

しかし、常に100パーセントのアリが働いている状態だと、

何かが起きたときに余力がなく、集団全体が滅びてしまいます。

以前、私が働いていたダム現場に、ちょっと変わった雰囲気の方が

いました。

みんな、ダムの完成に向けて夜遅くまでひたむきに働いていて

いたのですが、その方だけは、飄々としていて、

いつも笑顔でのんきにしているのです。

しかし、ダム地盤を固めるグラウトが効かないなどという

問題が発生すると、突拍子もない意見をだし、解決してしまうのです。

大学のときのサッカー部でも2年先輩にそんな方がいました。

リーグ戦で負けが続き、チーム全体が暗い雰囲気になったときが

ありました。

ところが、その方が「なんとかなりますよ」と明るい声を出すと、

不思議なことに、なんとかなりそうな雰囲気になりました。

現場でも、「スカブラ」的な人たちを抱えることは、

その集団全体を強くすることになるでしょう。

とくに、工事現場では思いもよらないことが起きるものです。

そんな時こそ「スカブラ」が雰囲気を変え、

イノベーションを起こすのでしょう。

逆に、景気が悪くなると「スカブラ」は真っ先に

リストラされるのですが、そうなると、ますます士気が落ちて、

業績が低下するようです。

イノベーションを起こすために、妄想やスカブラ的思考を

大事にする人でありたいものです。

『妄想する頭　思考する手』暦本純一著（祥伝社）を

一部参考にしました。

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【編集後記】
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松山英樹選手おめでとうございます。

月曜朝の会議をしながら、

社員さんと一緒に観ていました。

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