社長ブログ

2級技士補を取得すると経審に加点される 【がんばれ建設1754】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年4月21日
NO1754

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今日の一言
「CPDが効果的」
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2021年から、1級施工管理技士第1次検定に合格すると

「1級技士補」となり、監理技術者の補佐として、

現場に配置することができるようになります。

さらに、経営事項審査(経審)の「技術力(Z)」の

技術職員数の評価項目でも、1人当たり4点を加点されます。

これは、人手不足に伴って配置技術者不足に悩む

中小建設会社にとっては、ありがたいことです。

一方、2級施工管理技士の第1次検定に合格すると

「2級技士補」となりますが、

これまでメリットが明確ではありませんでした。

そこで、国土交通省は、4月1日に改正した経営事項審査の

審査基準で、「2級技士補」の有資格者を加点対象にしました。

「2級技士補」は「技術力(Z)」の技術職員数では

加点されませんが、今回の改正で追加されたCPD単位の

取得数に応じた「社会性(W)」の加点では、

2級技士補が取得したCPD単位も評価対象になります。

ここで、CPDとは、Continuing Professional

Developmentの略であり、技術者の継続教育を意味します。

技術者に技術研修を受講させたり、DVDなどで学習すると

通常1時間あたり1ユニットが加点されるものです。

技術者が継続的に専門的知識を得ることを目的とした制度です。

ちなみに、2級第1次検定は受験資格に

実務経験が求めらていないため、高校生も受験できます。

CPDによる経審加点措置の対象には、監理技術者・

主任技術者の有資格者と1級技士補、2級技士補が

含まれることになりました。

これらの有資格者が審査基準日以前の1年間に取得した

CPD単位の平均値で評価されるため、

加点措置を受けるためには、2級技士補を含めた技術者に

継続的にCPD単位を取得させる必要があります。

例えば、高校在学中に2級技士補に合格した新入社員でも

CPD単位を取得すれば経審の加点対象としてカウント

できるようになるわけです。

4月に新入社員を採用した企業は、学歴にかかわらず積極的に

2級施工管理技士試験を受験させましょう。

第1次検定を合格すれば、

晴れて技術者と認められることになります。

加えて、CPD対象研修を受講させれば、

会社に貢献することもできます。

建通新聞 4月5日記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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社員全員にコロナ対策として

抗原検査を実施しました。

全員陰性で一安心です。

今後、受講生にも抗原検査を実施した上で、

研修にご参加いただく予定です。

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