39歳の女性首相がコロナ禍に実施したこととは 【がんばれ建設1758】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年4月27日
NO1758
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今日の一言
「年齢、性別は関係ない」
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4都府県にて、コロナウィルスに伴う緊急事態宣言が
出されました。
なかなか収束の兆しが見えません。
ニュージーランドの首相であるジャシンダ・アーダーン氏は
39歳の女性です。
コロナウイルスによる感染拡大が危惧されると、
迅速にロックダウン(都市封鎖)を決断、
収入が落ちた労働者に12週間にわたる現金給付を実施することで、
早期の封じ込めに成功しました。
アーダーン氏は、国民に対して丁寧に状況の説明を行い、
場合によってはSNS上で自ら国民の質問に答えるなど、
威圧的でないコミュニケーションを心がけ、
国民からの支持を獲得しました。
国民側も首相の対話力や論理性を強く支持しており、
ロックダウンもスムーズに実施されたようです。
こうしたチームプレーができるのも、年齢や性別、
見た目といった情緒や雰囲気で組織を動かすのではなく、
あくまで機能としてリーダーと向き合うという
コンセンサスが確立しているからです。
フィンランドのサンナ・マリン首相も、34歳で首相に就任しており、
何の問題もなくトップとしての業務を行っています。
マリン氏は、両親が離婚し、その後、母親と同性のパートナーに
よって育てられたという経験を持っています。
これからの時代には、必要に応じて適切な人材を組織のトップに
据える柔軟性が必要不可欠です。
現場代理人は、その工種の経験豊富なベテラン社員が
配されることが多いですが、それは時として
昭和型のリーダーのように威圧的や高圧的だったり、
多様性を否定したりすることになります。
そこで、若手の現場責任者を抜擢して、会社全体を若返らせると、
活気が出るでしょうし、ベテラン技術者にも、
よい刺激になることでしょう。
『日本は小国になるが、それは絶望ではない』加谷珪一著
(KADOKAWA)を一部参考にしました。
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【編集後記】
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昨日新入社員研修を開催しました。
全受講生にコロナウイルス「抗原検査」を実施し、
全員が陰性であることを確認した後、実施しました。
もちろん講師は、2週間に1回抗原検査を実施しています。
ご受講生の安全、安心を確保しながら、
研修を実施していきます。
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