社長ブログ

「愛想のよさ」で現場の良し悪しが決まってしまう理由とは 【がんばれ建設1763】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年5月13日
NO1763

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今日の一言
「第一印象に第二のチャンスはない」
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建設業で働く人にとって、

コミュニケーション能力は、重要なスキルです。

コミュニケーションには5段階あります。

1アプローチ 親密力

2リサーチ 調査力

3プロポーザル 提案力

4プレゼンテーション 表現力

5クロージング 交渉力

この中で、アプローチ親密力とは、

いわゆる第一印象です。

建設現場で働く人は、多くの場合、

初対面の方と仕事をします。

顧客、協力会社、近隣住民など、多くの場合、

はじめて出会う方と一緒に物づくりをします。

その際、いい印象を持たれると工事を進めやすくなりますが、

悪印象を持たれるとクレームにつながります。

以前、マンションの大規模改修の工事現場にて、住民から、

「監督さんがいつもしかめっ面をしているので話しかけにくい。」

と言われたことがあります。

その監督さんに、なぜしかめっ面をしているのかと聞くと、

「いつもこの顔です。」

とのことでした。

住民に怖がられると、言いたいことを言えなくなり、

大きなクレームにつながる可能性が高くなります。

「第一印象」は「10分の1秒」で決まる

「第一印象」ははたしてどれぐらいの「時間」で

作られるものかについては、諸説があります。

「3秒」「7秒」「15秒」などと言われますが、

プリンストン大学の研究では、なんと、

「たったの『10分の1秒』誰かを見ただけで、

 その印象は決まってしまう」

と結論づけています。

見知らぬ人の顔の写真を10分の1秒見せた場合と、

もっと長い時間見せた場合で、

印象は変わらなかったそうです。

一度できた「印象」は、なかなか覆らない

実はこの「第一印象」は、あっという間に作られるものなのに、

一度できてしまうと、それを覆すのは、なかなか難しかったりします。

タフツ大学の研究では、最初の授業を受ける前に生徒が講師に持った

印象は「2年たっても変わっていなかった」そうです。

つまり、最初に「嫌な奴だな」と思われてしまうと、

その印象を変えるのは容易ではないということです。

「信頼性」「能力」「親しみやすさ」「誠実さ」「倫理観」など、

多くの資質が、一瞬の「第一印象」によって、

評価が決まってしまいます。

だからこそ、欧米のエリートは、この「最初の瞬間」、

つまり「愛想の良さ」を大切にしています。

「第一印象改善法」の次の5つでは、

どの方法を行えば、より第一印象がよくなるのでしょうか。

【1】「笑顔」──たかが笑顔、されど笑顔。その効果は無限大

笑顔は伝染します。

相手を安心させ、幸せな気持ちにします。

たかが笑顔、されど笑顔、その効果は無限大です。

現在コロナ禍で表情が見にくいですが、

だからこそ、目で笑うことが重要です。

【2】「姿勢」──堂々とふるまう。猫背や縮こまった姿勢はNG

「堂々としたボディランゲージと姿勢」は好印象を作り出します。

猫背や縮こまった姿勢に注意しましょう。

現場監督はよく後ろ手を組みますが、これでは偉そうに見えます。

手は横か、前に組みましょう。

【3】「服装」──「清潔感+自分らしい服装」に清潔感があり、

きちんと感を示すことが重要です。

作業着であれば、ポケットにものを入れすぎない、

ボタンやチャックはきちんと締める、

夏は毎日、冬は3日に1回洗濯をする、

時にはズボンにアイロンをかける-などが欠かせません。

【4】「言葉」──「ネガティブな言葉」は避ける

批判や中傷、愚痴、悪口などのネガティブな言葉や

「無理、できない、いやだ」などのマイナス表現は、

あなたのイメージまでネガティブなものにします。

ポジティブな言葉「やれる、できる、わくわくする」

に言い換えていきましょう。

【5】「アイコンタクト」──「しっかり+適度に」視線を交わす

「あなたに会えて嬉しい」という思いを込めて、

しっかりと、適度に視線を交わすことで、

信頼感や好印象が醸成されます。

「第一印象に第二のチャンスはない」。

これは英語のことわざですが、この教えを生かして、

ぜひ「よりよい人間関係」を築きましょう。

「ちょっとした一言」「ちょっとした話し方」

「ちょっとした立ち居振る舞い」この3つで、

「自分史上最高の第一印象」を作ることができます。

『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の

話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える

門外不出の50のルール』岡本 純子著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨日まで、新入社員育成2か月コースの

オンライン研修を行っていました。

全国から100人近い方々が

一つのオンライン会場に集まって

学ぶ様子は壮観でした。

1日でも早く現場に慣れ、

活躍されますよう、がんばります。

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