社長ブログ

3日本を読まないと人相が悪くなる【がんばれ建設1766】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年5月19日
NO1766

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今日の一言
「男の顔は履歴書」
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「男の顔は履歴書」

という言葉があります。

顔には、その人が生きてきた歴史が刻まれるというのです。

「士大夫(したいふ)、三日書を読まずんば、義理胸中に交わらず。

 便(すなわ)ち面目憎むべく、語言味(ごげんあじわい)なきを

 覚ゆ。」

士大夫は、三日書を読まなければ哲学が胸中から消えてしまう。

面(つら)の構え、人相も悪くなり、言葉も味がないような気がする。

という意味です。

これは、「酔古堂剣掃(すいこどうけんすい)」という

書物に書かれています。

明末の教養人・陸紹コウ(りくしょうこう)が長年愛読した

古典の中から会心の名言嘉句(かく)を収録した読書録です。

士大夫とは、現代でいうなら知識や教養のある

「ひとかどの人物」ともいうべき人のことです。

三日も本を読まないでいると、それが顔に出てしまうといいます。

話に味がなくなり、人相が悪くなるというのです。

また『三国志演義』には

「男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」

という言葉があります。

これは、必死の努力をする人間は、三日も会わないでいると、

驚くほど成長しているものだ、よく目をこすって見なさい、

ということです。

私は、建設現場で働く人と毎日のように出会います。

ハタ コンサルタント株式会社創業以来、20万人近い現場マンと

出会いました。

そして、その人相を見ると、懸命に生きている人か、

そうでない人か概ねが分かるようになりました。

一つは、本を読むことを習慣化しているか。

一つは、目の前の問題から逃げずに立ち向かっているか。

一つは、10年後の自分を思い描きながら過ごしているか。

昨日は、河川内に場所打ち杭を打とうとしたら、

被圧帯水層に当たり掘削ができず、コンクリートを打てなくなり、

苦労に苦労を重ねて、無事竣工したという方に会いました。

言葉の端々から日々学んでいることを感じました。

1時間ほどの時間でしたが、人物であることがよくわかりました。

心掛け次第で、たった三日で、人はよくもなるし、悪くもなります。

自分自身の生き様を顔に刻めるような生き方をしたいものです。

『酔古堂剣掃を読む』安岡正篤著(致知出版社)を

一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨日は、新入社員に図面の見方をテーマにした

研修を実施しました。

立体図がすらすら描ける人と、

まったく描けない人の差が大きいと感じました。

現場でたくさんの図面を見て、

しっかり、立体認識能力を高めてほしいものです。

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