社長ブログ

コロナ禍も原価オーバーも工期遅延も「なんとかなる」 【がんばれ建設1775】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年6月1日
NO1775

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今日の一言
「脳をだまそう」
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本日から安全週間ですが、

現場を安全に遂行する人は、

「悲観主義」の人が多いようです。

「この状態では、けがをするかもしれない」

「気を引き締めないと事故が起きてしまう」

と常にリスクを先取りして考えているからです。

一方、現場代理人があまりに悲観主義であると、

現場全体がミスやリスク対策に意識が集中し、

組織全体が委縮し、活気や創造性が失われてしまいます。

リスクを考慮しながらも、現場代理人は楽観主義でないと

いけないと思います。

悲観主義の方が楽です。

たとえば、「新型コロナは危険だ」という方が、

「コロナなど怖れなくて良いから、現場ではマスクをしなくてよい」

というより楽です。

楽観主義では「もし、感染が広がったらどうするんだ」と

悲観主義者に攻められるでしょう。

ここでいう「楽観主義」とは、逆境にあっても、

「物事を良い方向に捉えること」です。

工程が遅れても、予算オーバーしそうになっても

「なんとかなる」

と考えることができる人です。

そして、「これは天が私に与えてくれた試練だ。

そのおかげで私は成長することができる。私は運が良い」

と考えるのです。

たとえ、財布を落としてしまっても、

「そのおかげで、貧しい人にお金を分け与える

 チャンスをもらった」と考える

道に迷って説明会への到着時間が遅れてしまっても、

「そのおかげで、新たな道を覚えることができたし、

 私の代わりにプレゼンを行った部下の成長につながった」と考える

脳科学的には、失敗したり、ミスをしたとき

「なんとかなる」

と言うと脳がだまされるそうです。

本当は脳も失敗やミスに対して心配しているのですが、

「なんとかなる」という言葉にだまされて、

実際に「なんとかなる」と考えてしまうそうです。

社員さんの幸せ度が高い会社は次の4つの言葉が

あふれているそうです。

「やってみよう」

「ありがとう」

「なんとかなる」

「ありのままに」

私はこれを聞いてから、この4つの言葉を朝礼で

唱和をすることにしました。

特に昨年来のコロナ禍で心配がつのる中、

「なんとかなる」の言葉に随分助けられました。

オリンピックの開催、ワクチン注射など、

悲観主義が強まっていますが、

「なんとかなる」という楽観主義で

がんばりたいものです。

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【編集後記】
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今日から、私が担当する

新入社員研修の最終講です。

大きく羽ばたいてもらえるよう、

一所懸命にお話しします。

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