社長ブログ

こみ上げる怒りをぐっとこらえる方法とは 【がんばれ建設1779】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年6月7日
NO1779

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今日の一言
「怒り狂うと後味が悪い」
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前日、部下に

「明日の測量に必要な図面を、現場に持参することを

忘れないように」

と注意したにもかかわらず、部下が必要な図面の持参を忘れました。

その結果、会社に図面を取りに戻ったため、

2時間のロスになってしまいました。

あなたは部下に

「昨日確認したじゃないか。

 ぼーっとしているからこんなことになるんだ。

 ばかやろう」

と怒りをぶちまけるかもしれません。

厳しく叱りつけることで、自分のイライラを少しでも

納めようとするのでしょう。

この場合の対応は、もう一つの方法があります。

(怒りをグッと抑え)

「俺が今朝も確認しておけば良かったな。

 これからは会社を出発する前に、お互い持ち物の確認をしよう」

さらに、ニコっと笑って「ありがとう」という言葉を

そえるともっといいでしょう。

この二つの対応、どちらが後味がよいでしょうか。

ほとんどの人は、怒鳴り倒した後、空しさや、

嫌な気持ちになることでしょう。

そして、いつまでも怒っていれば、嫌な気持ちが長く続き、

その間、自分のパフォーマンスが下がります。

そして、まわりから見ても、相当にカッコ悪く、粋じゃないです。

腹を立てそうになったとき、ぐっとこらえて、

後味のいい行動を取る人でありたいものです。

そのためには3つの方法があります。

自分の中で許容ゾーンを決めておく

相手の意見や行動に対して、OKゾーン(自分の考えと同じ)

許容ゾーン(自分の考えとは違うが許容できる)

NGゾーン(許容できない)

を分けておき、許容ゾーンを広げる努力をする

6秒間我慢する

怒りのピークは6秒間と言われています。

6秒間ぐっと我慢していると、怒りのピークは過ぎ去ります。

コントロールできるものと、できないものに分ける

部下がミスを繰り返したり、仕事の量が多すぎるなど、

コントロールできるものはすぐに改善行動する。

天候不順、近隣住民がクレーマーなどコントロールできないものは、

いったん受け入れて、怒りをぶつけずに建設的に対応する。

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【編集後記】
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先週、ハタ コンサルタント株式会社の

名物研修である

現場代理人育成6ヶ月コースが始まりました。

これが入ると、新年度に入った気持ちが高まります。

6ヶ月間、受講生が一層成長されるようがんばります。

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