人材育成の基本は、わかる→できる→喜ばれる【がんばれ建設1787】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年6月18日
NO1787
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今日の一言
「インプットよりアウトプット」
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勉強をしたり、研修を受講すると、知識が増えます。
これが「わかる」という段階です。
その後、その知識をもとに行動をすることで、
得た知識が身につきます。
これが「できる」という段階です。
さらに、その行動を実践し続けると成果が出て、
顧客や会社の役に立つことができます。
これが「喜ばれる」という段階です。
つまり、
知識 わかる
↓
行動 できる
↓
成果 喜ばれる
となってこそ、学んだことが役に立つのです。
ここで「行動」とは、「話す」「書く」ことも含みます。
脳にある情報を外に出し、人に伝えることです。
本を読むなどのインプット(情報を頭の中に入れる)
そのことを人に伝え、要約・感想を書き、書いてあったことを行動してみるのです。
コミュニケーションのことを学んだら、面談をしたり、
会議の司会をしたり、プレゼンテーションをしてみることが大切です。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が行った実験によれば、
もっとも記憶に効果の出るインプットとアウトプットの比率は「3対7」だというのです。
たとえば、本を20分読んだら、40分は要約や感想を書く時間に使うということです。
「情報を使う(外に出す)時間」を増やすということです。
学んだことをSNSに発信して、外部の人に「伝える」こともよいでしょう。
これらの行動を通じて、成果を出すことができ、
周囲の人に喜んでもらえるようになります。
『極(エッセンシャル)アウトプット』樺沢紫苑著
(小学館Youth Books)を一部参考にしました。
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【編集後記】
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今週は4日連続オンラインセミナーで
ずっとスタジオにこもっています。
カメラ越しに熱意を伝えられるようがんばります。
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