ICT施工の取り組みが遅れている原因とは【がんばれ建設1788】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年6月21日
NO1788
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今日の一言
「デジタル化を推進しよう」
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国土交通省は、都道府県・政令市のICT活用工事の実態に関する
アンケート結果を明らかにしました。
それによると、都道府県・政令市の6割が、
ICT施工の取り組みが遅れていると回答しました。
特に土工量が5000m3未満の規模の工事では
“割に合わない”と、導入効果の面からも課題が挙がっています。
ICT土工が進まない理由は
「業界がICT土工に消極的」
「ICT土工を発注したいが対応できる業者が少ない」
「導入効果が小さく、従来工法と変わらない」
です。
確かにICT土工に必要な設備は多額の投資が必要で、
費用対効果を考えると、導入に二の足を踏むことは想定されます。
しかし、今後、デジタル化の推進は待ったなしで、
多様なデジタル技術の活用促進を図ることは欠かせません。
現在コロナ禍において、国全体のデジタル化の遅れが
指摘されています。
建設業界は、その中でも遅れている業界だと実感しています。
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【編集後記】
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私は関西人ですので、「おいでやす」と「おこしやす」
とは使い分けます。
「おこしやす」の方が少々丁寧で、
遠方からきていただいた場合や、
はじめて来ていただいたときに使います。
「おいでやす」はいつものお客様に使うことが多いです。
先日、サッカーチームの「おこしやす京都」が
J1チームに勝ったと話題になりました。
お笑い芸人「おいでやすこが」と音が似ていますね。
どちらも活躍してほしいものです。
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