社長ブログ

祝1800号「一流」の技術者とそれ以下の技術者を見分ける方法とは 【がんばれ建設1800】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年7月8日
NO1800

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今日の一言
「一流人は紳士」
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テレビドラマでは、「半沢直樹」に代表されるように、

高い地位の人が高圧的に、えらそうに振る舞う様子が描かれています。

しかし、実際には、成功者ほど腰が低く、二流以下の人ほど偉そうに振る舞いがちです。

メディアでは、メディアのドンとして扱われている渡邉恒雄氏は、とても低調な方だそうです。

ライターの中川淳一郎さんがライバル新聞社として取材した際にも、

敬語も交えるし、懇切丁寧に対応されました。

相手が年少の人であっても、偉そうにせず、丁寧に接するそうです。

中国のホテルで働く人に聞いた話ですが、

ユニクロを経営する柳井正さんもとても腰が低い方です。

ホテルマンが大きな部屋に案内すると、

「立派な部屋だなあ。自分にはもったいないほどだ」

などとおっしゃいます。

私がゼネコン時代に一緒に仕事をした作業所長は、

4名いましたが、どの方も紳士でした。

もちろん、数十億の現場を背負っているため、

大きな声を出すこともありましたが、

その時以外は物静かで、20歳台の私にも丁寧に接していただきました。

一方、傲慢だったのは、本社や支店の安全担当の方でした。

現場の安全を守る使命感があってのことでしょうが、

そこまでえらそうに言うことはないのでは、と感じることが多かったです。

では、「一流」と「二流以下の人」を分けるものは何でしょうか。

私は、どんな時も低姿勢である人が「一流」だと思います。

つまり、「一流」に近づくためには、自身のスキルを磨くことも大事ですが、

低姿勢であることも必要なスキルなのでしょう。

私は研修でよく次のように言います。

愚痴、不平、不満を思うのはよいけれど、

それを口に出したり、態度に表わしてはいけません。

リーダーは、何気ない言動をしてはいけないのです。

東洋経済 8月24日中川淳一郎著の記事を

一部参考にしました。

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【編集後記】
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熱海土石流について、盛土の是非が報道されています。

熱海の盛土はかなりひどい施工をしていたようで

しっかりと管理された盛土と

一緒にされたくないと感じています。

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