VRを活かした研修でリアルに学ぶ【がんばれ建設1806】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年7月16日
NO1806
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今日の一言
「VRバーチャルリアリティ」
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VRとはバーチャルリアリティの略で、
仮想現実と訳されます。
VRを活用して研修を実施することを
ずっと検討してきましたが、
このたび実現させることができました。
私は26年間、建設業に特化した研修やコンサルティング
を行ってきました。
座学で学びながらも、できるだけ現場の現状に近い演習を実施して、
実務に活かせる研修をするよう、心がけていました。
しかし、どうしても座学では、
リアリティに欠けるという欠点があります。
そこでVR専業者と組み、ボックスカルバート工事
(幅5m×高さ5m×延長10m)をバーチャル空間に再現しました。
足場、型枠、鉄筋、支保工を仮想空間上に構築したのです。
その空間を、受講生はVRゴーグルで見ながら、
スティックを用いて自由に歩き回ることができます。
今回は、そのバーチャル空間にて、
安全パトロール演習を実施することにいたしました。
足場や支保工の不備などの不安全状態や
作業中のアバターが不安全行動を、
受講生が指摘するという演習です。
受講生は、VRゴーグルを装着し、足場に昇ったり、
支保工内に入って、現場の安全パトロールを実施します。
VRゴーグルを装着しない受講生も、
パソコンに投影した画面を見ながら、
パトロールの様子を観察することができます。
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【編集後記】
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今後、VR技術を用いて、遠隔地の方々が、
バーチャル空間に集まって、
研修や現場実習ができるよう、
準備を進めています。
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