社内に友達がいると、定着率が上がる【がんばれ建設1807】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年7月19日
NO1807
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今日の一言
「つながりが寿命を伸ばす」
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予防医学の専門家石川善樹さんは、
人の寿命について次のように言っています。
「つながり」が少ない人は死亡率が2倍になる。
同僚があなたの寿命を決めている。
「つながり」が単調な男子校出身者は早死にする。
お見舞いに来てくれる人の数で余命が変わる。
女性が長生きなのは「つながり」を作るのが上手なことも関係する。
たくさんの「つながり」を持つほど長命である。
「つながり」が幸せ感を高めてくれる。
その反面、日本人は「つながり」を作るのが不得意で、
日本人の「つながり」には次のような特徴があります。
日本人は「つながり」が少ない。
普段一人でいるか、家族以外と「つながり」がない。
無職の独り身が増えている。
孤独死が多い。
日本人の高齢者の満足度の低さは「つながり」の希薄さにある。
日本人男性は悪い「つながり」でメタボになりやすい。
就職情報サービスのマイナビ(東京)が
2020年に入社した人に「会社や上司、先輩にやってもらいたいこと」を
尋ねたところ、以下のようでした。
・話しかけてもらえる、雑談してくれる
・職場内訓練OJT
・自分の業務にアドバイスやコメントが来る
・食事に誘ってくれる
・上司、先輩と定期的に面談がある
つまり、新入社員や若手社員は「つながり」を求めているのです。
こまめに話しをしたり、レポートにはまめにコメントを書いたりすることが重要です。
また、つながりは1回当たりの時間が長いよりも、
短い時間で接触の回数を増やす方が効果的です。
「つながり」が希薄になると、病気になる確率が上がり、
その結果、会社を辞めたくなるのです。
社内で、良き「つながり」増やす努力を重ねたいものです。
『友だちの数で寿命はきまる』石川善樹著
(マガジンハウス)を一部参考にしました。
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【編集後記】
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多くの建設会社が
人材育成に悩んでおられるようです。
きょうもオンラインで3件のご相談対応します。
若手が成長し、
一日でも早く戦力になるようにしたいものです。
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