VRを活用して、バーチャル空間で建設技術を学ぶ【がんばれ建設1815】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年8月3日
NO1815
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今日の一言
「座学+実施=VR」
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VRバーチャルリアリティ仮想現実という言葉は、
聞いたことがあるとは思います。
ゲームでは当たり前の技術です。
これを建設技術研修に活用することができましたため、一部ご紹介します。
弊社が行う研修は「座学研修」と「実地研修」にて行っています。
しかし、座学研修のみでは現場を体感することができず、
実地研修はコストや準備の手間からできることが限られるといった課題があります。
そこで、座学ではありますが、現場のバーチャル空間を作ることで、
現地で研修を行っているような現実感を目指しました。
今回は、安全パトロールの実習です。
現場の危険箇所を見つける能力を高めるものです。
予め、足場の不備や、安全帯の未使用などの
安全上の問題を仕掛けたボックスカルバート工事の仮想現場にて、
安全パトロール研修を実施します。
研修参加者は研修会場や自宅でVR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を着用し、
アバターとなって仮想現場に集合します。
そこで「施工設備に問題がないか」「作業者の装備や作業位置に問題がないか」といった
現場の安全パトロールを行います。
写真や動画を見て学ぶのではなく、自ら主体的に動き回り間違いを探すことによって、
現場での実践に則したスキルや細かな誤りに気付く感性が養われます。
そのことで得られる効果は次のとおりです。
・座学研修以上の学習効果
仮想現場を間近で見ながらの不安全状態や不安全行動の学習、
バーチャル空間上でのコンベックスによる測定やカメラでの撮影等の操作を通して、
従来の座学研修以上の学習効果が期待できます。
・反復学習による安全意識向上
あるゆる現場で汎用的に起こり得る危険なシチュエーションをバーチャル上に再現し、
繰り返しの学習が可能になることで、日常的に安全に対しての意識が高まります。
・研修時の準備時間・コストを削減
研修場所をバーチャル上に設けることで、実地研修のような準備時間がかからず、
訓練場や訓練設備等の費用も削減できます。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000025330.html
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【編集後記】
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昨日はナイターでサッカーの練習をしました。
その際、クラブの表彰式があり、
高齢メンバーに記念品が授与されました。
70才の方には、シルバーパンツ
80才の方には、ゴールドパンツ
90才の方には、バイオレットパンツ
そして
95才の方に、寿パンツ
が手渡されました。
95才でサッカーを楽しめるとは驚きですが、
私も、コンサルタントとサッカープレーヤー、
いずれも生涯現役を目指してがんばります。
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