東京オリンピック、柔道解説者の共通点とは【がんばれ建設1819】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年8月10日
NO1819
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今日の一言
「敗者だからこそできることがある」
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東京オリンピックが閉会しました。
私は、家にいるときはテレビに、
そして外出中は、ネットニュースに釘付けでした。
終わってしまうと寂しさを感じます。
さて、今回、テレビ解説者が話題になっています。
スケートボードストリートの放送では、解説を務めた
プロスケートボーダー瀬尻稜(24)の
「ゴン攻め」「ビッタビタ」「やべ~」といった、
独特な言葉遣いが興味を引きました。
男子柔道の解説を務めた平岡拓晃さん、穴井隆将さん
女子の佐藤愛子さんは、みな、五輪で悔しい思いを
している人たちばかりです。
平岡さんが出場した2008年北京五輪では、初戦敗退。
同じく佐藤さんは3回戦で敗れました。
穴井さんはロンドン大会2回戦で敗れたのです。
負けた悔しさを知るからこそ、どなたも畳の上で一緒に戦っているように、
勝負どころで声のトーンが一段上がります。
「この体勢は危ない」
「いけます、いけます。ここ勝負!」
技術や試合展開のツボを分かりやすく押さえながらも、
自らの失敗と重ね合わせているような熱い解説。
これは、五輪での悔しさを知っているからこその言葉かもしれません。
東京オリンピックでも、獲得した多くのメダルの裏に、
涙を流した選手が数多くいます。
「もう立ち直れないのでは」と憔悴している選手もいるかもしれませんが、
悔しさを知り、無念さを知るからこそ、名指導者、名経営者になる可能性が大きいです。
建設会社においても、現場で失敗した人こそ、
優れた管理職、経営幹部になることができるのかもしれません。
たくさんの学びを得た、東京オリンピックでした。
日本経済新聞8月1日の記事を一部参考にしました。
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【編集後記】
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昨日、台風が上陸し、
被害があった地域があるかもしれません。
出動している建設会社の皆さん、
くれぐれもご安全に。
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